週末だけの北海道スキー
もう最終日。
今日は天気が心配だが予報の雨は少しづつ後ろ倒しになってきた。
朝6時、薄曇り~晴れ間ものぞく高原温泉。
やはり大雪湖より10キロ以上のダートを走って到着。
ヒグマ情報センターは明日月曜からの開館で
まだ登山道のマーキングも完全でないので
気を付けて登ってくださいとのことで
あのヒグマの気配はまだほとんどないらしい。
まずはお化け化した巨大水芭蕉の中の木道。
この巨大水芭蕉の葉が熊の絶好のえさとなるそうで
早速週明けからクマが出現したらしい。
場所によってはこのようにまだきれいな花が咲いているところもある。
ヤンベ温泉分岐手前で小さな木橋で川を渡る。
温泉といっても何も施設もないし入れるわけではない。
今回は反時計回りで1周する予定なので
のぞき地獄を通る。
右端にはさっきのヤンベ温泉が見えている。
ゴーゴーと流れる沢沿いの道で
渡渉も何度か。
そして水につからないと渡れない場所もあったりで
残った雪渓を使って高巻きしたりで少し時間がかかる。
例年なら途中から雪渓に乗り上げて
そのまま沢沿いを通らずに行けるらしいのだが
ここも数十年来で一番の残雪の少なさで
とぎれとぎれにしか雪渓はなく基本登山道通り登るしかない。
やっと温泉沼と高根ヶ原の雪壁が見えてきた。
逆さ雪壁の空沼に到着。ここまで3時間かかっている。
めちゃめちゃ水が透明!
真夏にはこの沼枯れて草原になって
ヒグマの絶好のえさ場になるらしい。
空沼の対岸まで行ったところで
雪が完全につながっているようなので
ここでシールを付けてスキーで登る。
おそらく今シーズン最後のスキー登行。
天気もまあまあ上々で
高根ヶ原と平ヶ岳の稜線も見えてきた。
何人かのスキーヤーが雪壁を登ったり滑ったりしている。
この辺で斜度が急になってきたのでシートラに
そして高原沼、大学沼を見下ろすこの辺で
アイゼンを付けてさらに高根ヶ原まで上り詰めることもできそうだが
この辺、雪壁の半分くらいでよいだろうということで
スキーを付けて滑る。
斜度もあるし幅も広いし雪も程よいザラメで超楽しい。
ヒグマ情報センターとこのコースが明日(月曜日)より
正式オープンなのでピンク端の竿もったコース整備の人たちとすれ違う。
いよいよ北海道も夏山シーズン。
ウィーシュプール
ど真ん中の岩山の右下の落石の茶色い線の真ん中くらいから
向かって左にトラバースして出ているのが
われわれのシュプール。
今年はもう高原沼では無理だが
大学沼ではポンドスキムが楽しめる。
やってみたが速度不足で止まってしまった。
何人かが滑り降りてきて見本とばかりにスプラッシュ!
と言うことでスキーはおしまい。
また登山靴に履き替えて大学沼のほとりに
露出しているある登山道から下山開始。
すぐにまた雪渓が復活して色部沼へ。
色部沼でもポンドスキムやっている。
すぐにえぞ沼、ここの湖畔は登山道が少し水没していて
ちょっと水の中を歩く(水深2センチくらいだけど)。
しばらく沼を縫いながら下っていく。
ここは鴨沼。
雪渓わきには水芭蕉が奇麗に咲いている。
温泉沼。字のごとく温泉が湧いている沼であるが
さすがに雪解け水の時期、水は全然暖かくなかった。
休憩所がある(作成準備中)緑沼で少し遅めの昼食。
ここ温泉沼周遊コースでは
ヒグマと共存のため食事できる場所も
厳しく管理されていてここ緑沼はその一つ。
滝見沼、ばしょう沼、土俵沼と通っていくと
大学沼から1時間ほどでヤンベ温泉分岐に戻ってきた。
14時前大雪高原温泉に戻ってきた。
心配していた天気はこの通りまだ少し青空がのぞくほどで
気温もちょうど良い感じでよかった。
高原温泉は今度の週末からの営業。
ということで急いで荷物をまとめて
旭川空港へ帰る。
再び層雲峡
黒岳の湯で温泉に入って帰り支度OK
途中上川を過ぎたあたりで雨が降ってきた。
意外にに雨足が強くこれに当たらなくてよかった。
旭川空港で夕飯。
梅光軒と山頭火の旭川ラーメンチェーン店対決?
20時発の飛行機は少し遅れ気味に発車。
結構雨が降っている。
そして羽田は雨は降っていないが暑い!
旭川と10度近く違う。
コメントする