北海道2日目はいよいよ北海道最候補を滑る!
まずは旭岳ロープウエイへ。
天気もまずまずで(翌日から全国的な異常高温予測)
道路を走っていると旭岳がどんどん近づいてきて
気分も高まる。
ただリサーチ不足で9時開始なので9時過ぎにのこのこ言ったら
この通り長蛇の列!
結局1時間近く並んでロープウエイに乗車。
列の前にいたカルフォルニアから来たこの人と
ずっとしゃべっていたので退屈はしなかった。
がカルフォルニアのほうがもっとデカいスキー場近くにあると思うのだが
ロープウエイからは大雪山から
トムラウシ、十勝岳まで見えていて最高の景色
そして10:30過ぎやっと
旭岳に向かって登り始める。
登りはずっと右の尾根沿いを登っていく。
下りは肩のところまで登った道を下り右端の広い斜面を下って
回り込んで石室経由で戻ってくるか
正面の地獄谷を落とすか考え中。
噴気孔や石室までは観光客もツボアシで歩いたりするので
ちょっとトレースは荒れてて歩きにくいが
景色は最高なのでまあ許す。
帰りは石室通って帰ってくるかもしれないので
行きは噴気孔経由で。
結構近く風向きによっては前が見えなくなるほど。
単なる水蒸気にようで硫黄臭などはほとんどない。
風が通るせいか斜面はやや硬めなので
あゆあみ隊はすぐにシールでは辛くなって
一番乗りでシートラアイゼンにチェンジ。
背景は美瑛や富良野の広大な大地
どんどん斜度がきつくなる。
雲が旭岳中腹にまとわりついてきて雲海になった。
パワーのある外国人などはこの辺まで
シール+クトーで登ってくる人もいる。
金庫岩(写っていないが)まで来て一息。
大雪山の反対側も見えてきてめちゃ開放的になる。
少しガスっていて三角の北鎮岳がちょっと見えてる程度。
丸い広い山頂に13:45到着。
半分埋まった標識気が付かずに行きすぎてしまうところだった。
気温はマイナス6-7度。
厳冬期の北海道の2291mの割にはずいぶん暖かい。
雲が取れてきて視界が広がってきた!
左が比布岳、正面の三角が北鎮岳、その右のピークが黒岳
更に赤岳、白雲岳、緑岳と見えていて
大雪山の黒赤白緑勢ぞろい!
続々と人が上がってくる。
8-9割がた外国人(しかも欧米系)。
左背景は白雲岳。
雪も悪くなさそうだし結局正面の地獄谷を下りた。
ただ結構喰われまくって滑りにくくなっていた。
写真正面が山頂。
ロープウエイ山頂方面へ向かってぐんぐん下る。
山頂から30分で噴気孔の下まで到着。
この赤線が今回の滑走ルート。
ロープウエイ山頂駅からはゲレンデなのでのんびりと下ろう。
と思ってたらたくさんのシュプールをたどっていったら
行きのロープウエイから見下ろしたこの喰われまくった
オフピステに連れていかれた。
それでも端のほうは新雪残ってた。
なぜか地獄谷よりもこちらのほうが雪質が良かった。
やはり森の中のせいだからだろうか。
無事ゲレンデに出てのんびり帰る。
地獄谷の中は一面新雪に見えるものの
結構火山弾や花崗岩が埋まっていて
この通りお楽しみの代償は払わされた。
そして旭岳温泉のここによってから
今日も旭川連泊。
メインのラーメン屋は大陸系の人たちで大行列なので
5分ほど離れたこのスープカレーの店で反省会。
と言うことで今日の午後からの暖かい気候のおかげか
あゆあみ隊でも無事厳冬期の北海道最高峰登頂滑降大成功!
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