今日は単独。苗場を6時半に出発、守門二分の除雪終了地点は
8時過ぎに到着、少々遅くなったので
このようにかなりの車の列になっていた。
おそらく100人くらいは山に入っていると思われる。
朝方は少々冷え込んだが(この時期としては普通の気温)
天気も非常によく今日は気温が上がりそう。
正面にこれから登る守門岳を見ながらの
アプローチ林道を気分上々の歩き出し。
この橋、去年の3月下旬に行った時は
欄干よりずいぶん上まで雪だったのが
今年は季節的に3週間ほど前なのに
それより1m以上も少ない。
林道を外れるとすぐに藪だらけ。
積雪も薄く下草で滑ってしまって
急斜面はかなり上りにくい。
ここはショートカットしないで
林道を太平経由で大回りしたほうが
正解だったかもしれない。
ほどなく稜線に出ると
再びたおやかな守門の姿が。
その後は長峰まで稜線沿い冬季閉鎖の林道沿いの
快適な緩やかな道が続く。
ただ長いので時間は結構かかる。
保久ウ礼小屋到着。
やはり去年の三月下旬と比べて2mくらい積雪が少ない。
結構薮の時間も長かったので
ここまで2時間もかかってしまった。
15分くらい休憩。
ここまで来ると例年より木は多いものの
藪の心配からは完全に開放される。
小屋からは旧坂の尾根の登り。
下界の景色が一気に開ける。
今年はやはり下界は異常に雪が少ない。
景色が開けるとたくさんの登山者が登っているのに気づく。
気温はかなり高くなって
グローブも暑くてみんな素手になっているほど。
ただ雪は思ったほど重くならなくって
この急斜面のツリーランが非常に楽しみ。
ほどなく避難小屋に到着。
ここでランチパックを食べて一休み。
今日は休んでいてもちっとも寒くない。
木々に白い花が咲いたように雪がついている。
ふわふわな新雪もあって
結構薮で体力使ったが気分は上場。
下を振り返るとたくさんの登山者が登ってくる。
意外にスキーとかボーダーは少ない。
上から滑ってくる人に話を聞くと
コウクルニ沢源頭はすごくフワフワの新雪で
楽しいらしい。
守門大岳山頂が見えてきた。
右は守門の主峰。
さすが巨大山塊の守門岳だけあって
すぐそこに見えていてもなかなか山頂は近づかない。
今年は小雪でほとんどないといわれているが
さすがに東洋一といわれる大雪庇は健在。
後ろは粟ヶ岳と背景は二王子から飯豊の山稜。
出発から4時間、12時15分頂上。
守門主峰まで続くカルデラ壁と
控えめな雪庇を見つつ
これ以上先は大雪庇の上なので立ち入り厳禁。
残りのランチパックを食べて
はやる気持ちを抑えつつ
滑走準備を整える。
去年は悪天候で眺望もなく
滑りもいまいちだったのでこれでリベンジ!
そして膝くらいのふわふわパウダーの
コウクルミ沢源頭へ!
灌木は埋まり切っていないがかえって雰囲気は盛り上がる!
広い、シュプールはすでにいっぱいあるが
全然問題ないほど広い!
ただ気温が上がりすぎて
滑った跡からスノーボールが
ゴロゴロ落ちてくる状態だったので
あまり深追いせずに予定より数ターン早く切り上げて
登ってきた尾根へ復帰。
そして尾根から下に向かって右側の沢へ降りる
高だな斜面を好きなシュープールを描いて滑る。
ただ早くも沢割れはしているので
沢まで下りないでところどころ
慎重にトラバースする。
そして避難小屋の反対側に出て
その後は森の中の急斜面のふわふわを楽しみながら
あっという間に保久例小屋に到着。
帰りは試しここからコウクルミ沢を通る林道への
道を降りてみた。
雪もザクザクで当然ターン出来るスペースなんてありもしないが
横滑りの跡がずっとあるので
それに従って意外にスムーズに林道に出た。
そして林道は当然ザク雪だし斜度もほとんどないので
結構漕ぎながら30分ほどかかって
二口の登山口駐車場。
さらに15分ほど林道を漕いで滑って
車のある除雪終了点に到着。
やはりこの林道は長いので多少藪ってても
長峰経由のほうが楽のような気もする。
と言うことで無事守門大岳バックカントリーは終了。
そし日曜日は雪の少ない苗場を避けて
田代とかぐらで。
なんかここGWスキー並みに混んでる。
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