守門岳バックカントリー (3/7)

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今日は単独。苗場を6時半に出発、守門二分の除雪終了地点は

8時過ぎに到着、少々遅くなったので

このようにかなりの車の列になっていた。

おそらく100人くらいは山に入っていると思われる。

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朝方は少々冷え込んだが(この時期としては普通の気温)

天気も非常によく今日は気温が上がりそう。

正面にこれから登る守門岳を見ながらの

アプローチ林道を気分上々の歩き出し。

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この橋、去年の3月下旬に行った時は

欄干よりずいぶん上まで雪だったのが

今年は季節的に3週間ほど前なのに

それより1m以上も少ない。

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林道を外れるとすぐに藪だらけ。

積雪も薄く下草で滑ってしまって

急斜面はかなり上りにくい。

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ここはショートカットしないで

林道を太平経由で大回りしたほうが

正解だったかもしれない。

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ほどなく稜線に出ると

再びたおやかな守門の姿が。

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その後は長峰まで稜線沿い冬季閉鎖の林道沿いの

快適な緩やかな道が続く。

ただ長いので時間は結構かかる。

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保久ウ礼小屋到着。

やはり去年の三月下旬と比べて2mくらい積雪が少ない。

結構薮の時間も長かったので

ここまで2時間もかかってしまった。

15分くらい休憩。

ここまで来ると例年より木は多いものの

藪の心配からは完全に開放される。

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小屋からは旧坂の尾根の登り。

下界の景色が一気に開ける。

今年はやはり下界は異常に雪が少ない。

景色が開けるとたくさんの登山者が登っているのに気づく。

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気温はかなり高くなって

グローブも暑くてみんな素手になっているほど。

ただ雪は思ったほど重くならなくって

この急斜面のツリーランが非常に楽しみ。

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ほどなく避難小屋に到着。

ここでランチパックを食べて一休み。

今日は休んでいてもちっとも寒くない。

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木々に白い花が咲いたように雪がついている。

ふわふわな新雪もあって

結構薮で体力使ったが気分は上場。

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下を振り返るとたくさんの登山者が登ってくる。

意外にスキーとかボーダーは少ない。

上から滑ってくる人に話を聞くと

コウクルニ沢源頭はすごくフワフワの新雪で

楽しいらしい。

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守門大岳山頂が見えてきた。

右は守門の主峰。

さすが巨大山塊の守門岳だけあって

すぐそこに見えていてもなかなか山頂は近づかない。

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今年は小雪でほとんどないといわれているが

さすがに東洋一といわれる大雪庇は健在。

後ろは粟ヶ岳と背景は二王子から飯豊の山稜。

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出発から4時間、12時15分頂上。

守門主峰まで続くカルデラ壁と

控えめな雪庇を見つつ

これ以上先は大雪庇の上なので立ち入り厳禁。

残りのランチパックを食べて

はやる気持ちを抑えつつ

滑走準備を整える。

去年は悪天候で眺望もなく

滑りもいまいちだったのでこれでリベンジ!

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そして膝くらいのふわふわパウダーの

コウクルミ沢源頭へ!

灌木は埋まり切っていないがかえって雰囲気は盛り上がる!

広い、シュプールはすでにいっぱいあるが

全然問題ないほど広い!

ただ気温が上がりすぎて

滑った跡からスノーボールが

ゴロゴロ落ちてくる状態だったので

あまり深追いせずに予定より数ターン早く切り上げて

登ってきた尾根へ復帰。

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そして尾根から下に向かって右側の沢へ降りる

高だな斜面を好きなシュープールを描いて滑る。

ただ早くも沢割れはしているので

沢まで下りないでところどころ

慎重にトラバースする。

そして避難小屋の反対側に出て

その後は森の中の急斜面のふわふわを楽しみながら

あっという間に保久例小屋に到着。

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帰りは試しここからコウクルミ沢を通る林道への

道を降りてみた。

雪もザクザクで当然ターン出来るスペースなんてありもしないが

横滑りの跡がずっとあるので

それに従って意外にスムーズに林道に出た。

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そして林道は当然ザク雪だし斜度もほとんどないので

結構漕ぎながら30分ほどかかって

二口の登山口駐車場。

さらに15分ほど林道を漕いで滑って

車のある除雪終了点に到着。

やはりこの林道は長いので多少藪ってても

長峰経由のほうが楽のような気もする。

と言うことで無事守門大岳バックカントリーは終了。

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そし日曜日は雪の少ない苗場を避けて

田代とかぐらで。

なんかここGWスキー並みに混んでる。

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このブログ記事について

このページは、ayu2が2020年3月 9日 10:55に書いたブログ記事です。

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