見るからに柔らかそうな斜面を
1本目30位の選手から次々にやってくる。
コースの状況がどんどん悪くなるのもあって
なかなかとびぬけたタイムを出す選手が少ない。
人気者テッド・リゲティ。
うまく貯金を使いながら滑り切り
ゴールで1位のタイムをたたき出し
ゴールエリアは大盛り上がり
そして1本目13位だったクロアチアの
ズブチッチ選手。
2本トータルでこれまでのタイムを
2秒近く更新するスーパーラップ!
明らかに遠くから見ても異次元の速さだった。
そしてアメリカのTフォード。
特に大きな失敗はしていないが
ズブチッチのタイムに届かず。
この辺から雨がついに振り出し
滑ってくる選手のスピードが明らかに落ちた。
ポールが抜けるとWC名物のデカ木槌が登場。
そして大本命、ディフェンディングチャンプの
パントロー登場。
スタートからゴールまで滑りは悪くない気がしたが
スキーが全く滑らずゴールの時点で11位と大沈没!。
期待のベテラン、マシュー・フェイブルも
良い滑りの気がしたが馬郡に埋もれる。
スイスのオーデルマットも惜しくも
この時点で2位。
久しぶりにスキーが滑っている選手だったんだが。
ネットボルト・ハーゲンも気合の滑りだが
初優勝ならず。
そして1本目断トツの滑りを見せた
ラストランナーのクリストファーセン。
22秒近い貯金をうまく使いながら降りてくる。
ここはさすが。
しかし第3下部がなかなかスキーが滑っていかない。
そのままゴール。
順位は5位に沈没、表彰台も逃した!
表彰式です!
と言うことで
クロアチアのズブチッチの初優勝。
クロアチア選手のGSでの優勝は初めて。
またクロアチアでコステリッチ一家以外の
勝利も初めてとまさに初物尽くしの優勝となった。
2位はスイスのオーデルマット。
3位は粘ったアメリカのTフォード。
結局ズブチッチも今期表彰台にも上っているし
表彰台全員が第1シード選手ということで
小波乱くらいのレースであった。
2本目に残ったシード外選手も一人だけという
典型的な軟雪のレース展開だった。
表彰式が終わったら
ブリザディウムで行われる
SLゼッケンドローパーティへ並ぶぞ!
大会バーン以外に雪がないのにびっくりしました。
苗場、ここまで雪不足なのか!4月の景色。
選手にとっては残念なシャバ雪でしたね。
大会三日前に都連で招待券をゲットしたのだが、直前で大量に無料券をばらまいた理由に納得、スタンド席空きすぎでしょ!立ち見席のお客さん入れてあげれば良いのに。
GSは前回もこんな感じだった気がします。
翌日のSLは元いっぱい入ってました。
しかし苗場雪ないですね。
隣の田代が結構いっぱいあるのにこの差不思議です。