松手山までは急なのぼりが続くが
そこから先は稜線沿いの快適な道。
ただし残雪量はぐっと増えてきた。
やっと前走者に追いつく。
春のグサグサ雪でアイゼンなしでも全く問題ないが
折角持ってきた軽アイゼンを装着。
越冬できなかったカモシカの死骸が・・・。
2時間ほどで平標山頂に着くが風が強く寒いので
そのまま止まらずに仙ノ倉方面へ進む。
この鞍部は風が強く雪が全くついていない。
ほどなく谷川連峰の最高峰の仙ノ倉山頂に到着。
ここで軽く軽食を取ってすぐに折り返す。
平標越しにまだ真っ白な苗場山。
再び平標山に戻って記念撮影。
すぐに山の家方面へ下る。
こちらの斜面は膨大な残雪斜面で
雪上をあっという間に駆け下りていける。
山頂から10分で山の家に到着。
ここでガッツリ昼食。
今下ってきた平標方面の斜面。
スキーで下ってくる人もいて
スキーを担ぎあげても結構楽しそうな斜面。
この区間は結構人が歩いている。
昼食後大源太山方面へ進む。
ここは夏道だったり残雪だったりだが
概ね歩きやすい稜線。
平標山の家から先は新しいトレースは全くない。
快適に歩いて大源太山到着。
去年の1月のリベンジ達成。
ここから見る谷川岳方面は
見渡す限り人工物が見えない。
こんな素晴らしいロケーションが都内から数時間で
味わえてこの人の少なさ。
非常にもったいない。
ほぼ雪崩も落ち切ったこの時期の特権の
コースショートカット!
大雪原を三角山まで一直線に横切る。
そして三角山。当然トレースは全くない。
山の家から大体一時間くらい。
当初の予定では三角山から浅貝へ降りるつもりだったが
この素晴らしいロケーションがもったいなくて
三国山方面へさらに縦走することにした。
この区間は予想外に手こずった。
バスくらいの大きさの巨大な雪庇が行く手を阻んでいたり
危ういシュルンドなどがところどころあったり
こんな急な雪面をよじ登ったり。
この残雪と雪庇でジャングルジムのようになった稜線を
ほぼ踏破し終えてOしま氏が平標方面を振り返っているところ。
そして三角山から3っ目のピークが三国山。
最後の上りは雪が完全になくなって
「ただのつまんねえ登山道」。
三角山からやはり1時間くらいで三国山到着。
さすがに日本の水分嶺だけあって
三国山から見下ろす太平洋側はほとんど雪がない。
たぶんOしま氏の立ってる場所は
夏だったら空中。
まああまり時間もないのですぐに三国峠方面へ下る。
雪がほぼなくなってアイゼンを外したら
木道で思い切りしりもちをついて
最初は尻が痛かったが帰ってから気が付いたら
手の甲を打ったらしく腫れてしまった。
三国山から15分ほどで三国大権現。
そしてさらに15分ほどで三国峠。
ここまで迎えに来てもらう予定がなかなか来ないので
電話したら間違えて群馬県側で待っていたらしく
よくよく考えると所要時間がほぼ一緒なので
折角だから群馬県側に下りればよかったとちょっと後悔。
でもまあちょっと痛かったけど無事に降りてこられて万歳ということで。
翌日からは当初の予定通りスキーということで。
この日は、ココをダブルゼロに入校させて、そのまま下山。
畑仕事優先でした
ココは無事怪我治ったんですね。