3月はもうBCに行けないかもしれないから
急遽午前中でサクッと行こうということで
平標ヤカイ沢へ。
朝7時半、昨日降った雪で2,30㎝の新雪状態
ヤカイ沢冬道へ。
やはり20㎝は新雪がかぶっていて
パウダー期待できるかも。
気温も低いままだし。
ヤカイ沢のメインの隣の沢の大規模な全層雪崩。
新雪で多少埋まっているが
一の肩の上の稜線直下に破断面が2か所ほどあって
二又に分かれて流下して下部で一つなって
気をなぎ倒して谷を埋めている。
アップするとこんな感じ。
そろそろヤカイ沢もデブリで埋まる日も近いか。
目印の二又の大樺野の木の枝が完全に埋まった。
これほど積雪が多いのを近年見たことがない。
足跡をたどっていくと(足跡というか胴体をひきづったあと)
カモシカ君が一匹。
この辺までは新雪が良い具合だったが
風で新雪が飛ばされてがりがりのアイスバーンに
新雪が2センチほどで
アイゼンがないと登れない状態。
おまけに普段起きないところにも全層雪崩や
大規模クラックが入って
山の家のほうに降りて行った人が
クラックを越えられないと登り返してきた。
平標山頂は相変わらずの爆風。
結局アイゼン付けたりなどで4時間近くかかった。
逃げるようにヤカイ沢へ。
ヤカイ沢上部はここまでの状況から予想していた通り
カリンカリンのアイスバーン。
スリップするとかなりヤバそうなので慎重に
柔らかそうな場所を探しつつ
源頭を過ぎて沢の中に入ってしまえば
これも予想通りふかふかの新雪。
ただ時々底付きはする。
また突如アイスバーンが現れたりで油断はならない。
わかりにくいがウィシュプール。
源頭がアイスバーンであきらめて登ったルートを下りた人も多いようで
シュプールは先行2名と我々2名だけしかなかった。
登山口まで下りたところで話した人は
あきらめて登山ルート江尾戻ったそうだが
「ヤカイ沢下りたんだ!」というリアクション。
まあ源頭の硬いところをクリアすれば中は結構極上だったので。
その後もヤカイ沢はあまりシュプールはつかなかったようだ。
12:45下山、午後のスクールに間に合いそうだ。
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