GW後半になって平年だったら
まだいろいろなフィールドがあるのに
今年は異常な速さの雪解けであまり選択肢がない。
越駒はまだ何とか下部の柳沢もつながっているぞと言うことで
やっと夜間規制のなくなったシルバーラインから
銀山平石抱橋へ
6:30出発
さすがに林道部分はちょくちょく雪が切れている。
柳沢沿いの尾根に上る手前から
シートラアイゼンで行くことに。
冬道の尾根はもう藪が酷くて進めないと
先行者が戻ってきたので
我々は柳沢の下見もかねて
降りるときに使いそうな沢を下見がてら
登ってみることに。
急斜面をよじ登って道行山への尾根に合流までもうすぐ。
この正面に見えている沢は帰りまで雪は何とか持ちそうなので
ここを滑って降りようかと考えている。
道行山て前のいつも雪の落ちてしまう尾根も
ほぼ夏道が出ていてそんなに苦も無く上れた。
結局3時間ほどかかって道行山へ。
右側の小倉山は真ん中の草付きを挟んで
雪が2錠山頂まで続いている。
小倉山の例のトラバースだが
藪がだいぶ出ていたので小倉山山頂方面へ
ずいぶん上ってから開始するのだが
まだトラバースに入る手前で
山頂直下のブロックが崩れたらしく
大量のの雪崩が森を超えてやってきた。
相方は広い場所にいて無事逃げれたが
森の下にいた私はもろに巻き込まれて
とりあえず森の中に押し込まれたが気につかまって無事。
ただ板とかストックを掘り返す羽目に。
とりあえずなくなったものはgoproのレンズのキャップと
シールの飾りのキャップだけで済んだよう。
帰りに現場を検証してみたのだが
こんな感じで上の小倉山の写真と比べると
落ちた範囲が良くわかると思う。
とりあえず無事だったうえにこの上は
もうやばい場所もないので(ないこともないが)
先に進む。
トラブルがあったせいもあり昼大分過ぎて駒の小屋。
気温のあがった今日は水場の冷たい水が非常にうまい。
そしてカップラーメンタイム。
駒の小屋から20分くらいで越後駒ケ岳山頂。
4月の頭に来た時とはうって変わってピーカン。
正面が中ノ岳、右下が八海山。
前回ガスガスでまともに滑れなかっら山頂直下の
大斜面へGO!
ウィシュプールを眺める。
ここ1,2日以内に雪ちょっと積もったようで
くるぶしくらいの新雪。
シュプールはほかに1本だけ。
前駒から山頂を振り返る。
やはり我々意外に残されたシュプールは1本。
越駒は普通に尾根滑って帰っても
この大斜面がずっと続いてダイナミック。
帰りに小倉山の山頂によって
三角点にお賽銭して帰路の無事を祈願しておいた。
先ほどの雪崩のデブリ地点。
やはりよく無事で済んだものだと思う。
道行山まで登り返して
柳沢を下りるが行に下見したのと比べると
1日かなり気温が上がったためか
ずいぶん雪が少なくなって
とりあえず板履いたままで降りれたものの
消化試合のような感じで降りるだけ。
林道に出るとここも雪解け激しく
板脱ぐシーン多発の予感が激しく
もうシートラで帰ることに
大分時間がかかったが無事石抱橋に到着。
これで今シーズンの主なBCは終了か。
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