いつもだと雪の上に乗るまで結構大変なのだが
今年は1mもないので簡単。
とりあえず8:30登山開始。
赤リボンが14日に付けられた道しるべの赤リボン。
それでもだいぶ上になってしまった(雪が解けて地面が下がる)
そのさらに上の色あせた赤リボンは去年かそれ以前のもの。
これだけ今年は積雪が少ない。
小至仏と至仏山が一望できるところまで登ってきた。
ワル沢の大斜面も今年は大分ハイマツや木が多い。
いつもは真っ白の尾瀬ヶ原ももうすでに真っ黒。
燧ヶ岳も雪があまりない。
その左の遠景は会津駒ケ岳。こちらはまだだいぶ白い。
折角だから単身、小至仏のトラバースから斜めに上がっていって
小至仏山頂へ立ち寄ってみた。
シール外してちょっとだけ滑って
またシールつけて合流後至仏山山頂へもうひと踏ん張り。
山頂直下、ワル沢は雪少ないのか
ツアーなどの大所帯は小至仏のほうへトラバースして帰っていく。
お昼過ぎ、至仏山山頂。
風が少々強く寒いので
昼食は下って森の中でと言うことで滑走開始。
ワル沢の大斜面へ
雪が少なくて渡渉だったり歩きがあったとしても
至仏山に来たらこのワル沢の大斜面を滑らないわけにはいかない。
そしてワル沢はヤバそうなので早めにトラバースしたが
オヤマ沢は上のほうから水流が多くて
このような滝も出現。
結構行ったり来たりした。
あゆあみ隊でなければ強引に斜面登って
登山ルートの途中に出てしまうかもしれない。
何とかいつもの渡渉地点に着いたが
スノーブリッジは全くなく
また飛び石が一つ決定的に不足していて
どうしてもっブーツが濡れてしまう。
そして渡渉後も鳩待峠に乗り上げる斜面に
雪があまりなく
一部よじ登ったり藪漕ぎ気味に
早くも木道がかなり露出していたので
逆に助かった。
この後も木道だったり雪で全部埋まってたりで
なんとか鳩待峠に到着。
結局16時くらいになってしまった。
もしかしたら今年の至仏山の雪の賞味期限は
2週間持たないのかもしれない。
でも下部の森が大変でも
あのワル沢の大斜面の滑走感は何物にも代えがたいのだった。
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