バックカントリースキー巻機山米子沢(2/19)

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7:30過ぎ清水集落手前の駐車スペースを出発。

ほどなく井戸の壁の急坂へ。

今年はさすがに藪もかなり埋まっていて

当然スキーを付けたままで楽勝で登り切る。

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井戸の壁を抜けると一気に視界が開ける。

この辺までは穏やかな天気で

晴れ間も出ていて予報よりかなり良いと思っていた。

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ニセ巻機が見えてきた。

8合目の急登を多くの人が登っている。

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問題の8合目の急登。

いつも固くなる場合が多い場所だが

今日は逆に15センチくらいの新雪層が

すぐに崩れて落ちてしまって少々登りにくい。

しかも急に南寄りの暴風が吹き荒れだして

谷川などの峰々の山頂からも

雪煙が上がる。

220219巻機山米子沢BC012.jpg

何度もケンちゃんに撤収考えようといっても

暴風にかき消されて

結局ニセ巻機の頂上に到着。

ここで巻機山山頂が見えない状態だったら

そのまま来た道か米子沢へ直接下ろうという

話はしていたのだが

運がいいのか悪いのか

風が穏やかになり

巻機山の頂上はくっきり。

220219巻機山米子沢BC013.jpg

とりあえず避難小屋まで一旦下る。

風はほぼなくなり

昼食のラーメンついでにドローンもちょっと飛ばせるくらい。

ただここで12時過ぎ。

恐ろしく時間はかかっている。

maki3.jpg

そして山頂へ向かうが

登るにしたがって再び暴風が吹き荒れはじめ

山頂に着いたものの風が強すぎて

立ってるのも大変なくらいで

シールをを剥がして滑走準備もできない。

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これおそらく山頂のケルン。

この風下に隠れてもほとんど無力。

仕方なくシールつけたままで下り

風が弱まったすきに滑走準備をして下る。

220219巻機山米子沢BC017.jpg

米子沢源頭よりスキーヤズライトの広い尾根を滑り

ニセ巻機下の米子沢に滑り込む。

ここは無風で山頂とは大違い。

ただ光線がなく雪面が良く見えない。

220219巻機山米子沢BC019.jpg

1段下ると日が当たるようになり

快適な新雪斜面。

まあもう午後なのでシュプールはたくさんついているが。

220219巻機山米子沢BC018.jpg

ただニセ巻機の登りでも気になっていた

崩れやすい薄い新雪の表層雪崩はあちこちであるらしく

ここも3か所からの雪崩のデブリになっている。

新雪の層が薄いこともあり

雪崩本体自体はおそらく埋没するほどの規模にはなりにくいだろう

だがしかし斜面の上のほうで起こって

斜度的に長く雪崩れる場合その限りではないので

休憩時などは斜面の上から目を離さないようにと確認しあう。

maki4.jpg

ただ不用意に健ちゃんの後、付いて行って滑り始めたら

ケンちゃんのシュプールの後ろがかなりの規模で割れ

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すぐに自分の先の斜面も割れ始めた。

maki6.jpg

そして健ちゃんのシュプール(スキーヤーズレフト)方面から

少し大きめ(1-1.5位?)の雪崩が迫ってきたので

右に逃げつそのまま止まらずにガンガン下へ向かう。

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幸い健ちゃんも止まる気はないらしくガンガン下って

結局大滝(完全に埋没中)下まで滑り切ってしまった。

そのため詳しい雪崩の程度は不明。

220219巻機山米子沢BC021.jpg

そのあと広い谷の緩斜面を滑って

左岸に出て

桜坂駐車場へ到着。

夏季トイレのところが水が出ていて(建物の保護対策?)

駐車場が出ていた。

ここで積雪深3m以上はありそう。

220219巻機山米子沢BC022.jpg

そして無事清水手前の国道まで下山。

思わぬ強風と優雅にラーメン食べたり

ドローン飛ばしたりで到着は

スキーでは最後のほうだった。

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このページは、ayu2が2022年2月22日 13:13に書いたブログ記事です。

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