いよいよマチガ沢シーズンも大詰め。
関東地方も梅雨が明けて快晴の土曜日。
もうS字雪渓の雪は
下からでは全く見えなくなった。
上部雪渓もかなり少なくなった。
いよいよマチガ沢シーズンも大詰め。
関東地方も梅雨が明けて快晴の土曜日。
当然巌剛新道からマチガ沢に降りても雪は全く見えない。
今年はマチガ沢の水量が少ないのか
行く手を阻む深い滝つぼはあまりない。
大岩を過ぎてももう雪は影も形もない。
1か月前はここで滑っていた。
実際は5m以上上空ではあるのだが。
大規模な滑滝も完全に姿を現し
その向こうに雪渓末端が見えてきた。
スキーを持って滑滝を超えるのは結構大変。
今年は終始1、2週間早めの雪解けで推移していたが
7月になって急速に融解が進んだ。
S字の上部の残雪渓とちぎれ雪渓があって
その間の岩の上で先に上がった仲間が
手で大きくバッテンをしている。
ちなみにこの場所は先々週のゴールの場所。
どうやらポールを張るスペースも少なく
置き板などを持って下るみたいだ。
コブを滑っている人はいるらしいので
様子を見てS字の雪渓に上がることにする。
先々週のポール張っていた場所は
この通り粉々になった雪渓が点在している。
左岸に出て高巻いて進む。
雪渓を横切ってコブの作者に
コブ滑らせてもらうので挨拶に行こうとしたら
雷のような音が鳴った後
スローモーションで6畳分くらいの広さの
雪が落っこちた。
今回落っこちた部分。
最上段なので水量もなく
基本的に大丈夫。
コブはこんな感じ。
上に伸ばしていって
最終的に12ターンになった。
恒例のS字最上段。
大滝も完全に露出して
マチガシーズンの終わりを主張している。
さあ滑りますか。
日差しも強いので
一旦作ってしまえば
表面がうっすら溶けて
結構滑りやすい。
30度を大きく超えた首都圏ではあるが
ここマチガはさすがに雪の威力は大きく
風は涼しく終始さわやかであった。
ということで来週は荷下ろし&流しソーメン。(用事があって不参加)
2か月にわたるマチガシーズンは今日で終了。
おそらく20-21シーズンの雪上も終了。
11月初旬の軽井沢から始まって9か月の長いシーズンも終了。
マチガの番犬こと「さくら」とも10か月のお別れ。
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