越後駒ケ岳BCスキー (前駒で敗退 4/3)

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いろいろ想定外のことがあって

結局スタートが8時前になってしまった。

時間的に山頂は厳しいか?

奥只見シルバーラインが18時以降通行止めなので

ここには17時前には戻ってこなくてはならない。

越駒は遠い(写真の一番右の山)

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40分くらい川沿いの林道を遡る。

最初から暑い!

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柳沢を超えて尾根にとりつく。

あまり広い尾根でもないので

シートらで上るほうが多分速い。

ついでに帰りに下りるはずの柳沢の

ルートインスペクションも上からする。

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3月に入ってからの異常な温かさのためか

尾根上はところどころ

大規模なブロック崩壊がおきていて

ところどころ夏道もたどりながら

登るので思ったより時間がかかる。

ちらちら先行パーティーが見える。

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やがて尾根が広がり斜度も緩んだので

再びシール歩行に切り替える。

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道行山。

ここからしばらくは尾根沿いのアップダウン。

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小倉山をトラバースして

徐々に斜度が急になってくる。

先行パーティにだいぶ追いついてきた。

ここで出発してから3時間半。

まあ順調にいけば山頂まで行ける時間。

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前駒への登り。

だんだん斜度が上がっていくが

前駒まではシール歩行で行ける。

ちなみに雪はかなりザバザバで

ツボ足だと股まで潜ってかなり歩きにくい。

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ズボズボの腐れ雪なので

旧斜面はジグを切って登るのだが

雪がどんどん崩れていくので

あんまり気持ちよくは登れない雪質。

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前駒に到着。ここで先行パーティに追いつく。

ほぼ予定通りの時間なので時間的にはOKなのだが

この先はこのようにルート上は

大規模なブロック崩壊でひどいことになっている。

ここから先は足跡やシュプールが全くない状態。

先行パーティーはここで引き返して下りて行った。

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試しにブロック崩壊の下を左に回り込んで

左の沢まで行ってみたが

雪が斜度もありまたザボザボすぎてシール歩行は無理で

股まで潜るザボ雪をシートラで上がるしかなさそうだ。

技術的には可能のようだが

時間的には相当かかりそうなので

今回は我々もここを最高到達地点として下ることにした。

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その代わりに少し時間的に余裕があるので

白沢を下ることにした。

上部で妖怪板つかみに片スキーを外され

3回転するというハプニングもあったが

このようにデブリも上部は小規模で

快適に下る。

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白沢下部は結構沢割れも進んでいる可能性も高いので

ここ屈曲部から道行山へ

標高差400Mを登り返すことにした。

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上のほうはそこそこ急なのでシートラで。

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途中ヘルメットがなくなっていることに気付いて

見つからないだろうと思いつつ

下って探しに行ったら

途中で顎ひもが枝に引っかかって止まっていた。

無事ヘルメットは回収できたが

20分くらい時間をロスした。

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ロス時間を除き1時間くらいで無事道行山直下に到達。

ここから行きの稜線をしばらく滑り

例のブロック崩壊の少し上から

柳沢へドロップ。

ここは結構楽しい斜面だった。

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あっという間に川沿いの林道に到着。

ここ湧き水(水場)のところは

雪がついていないので10mくらいスキーを

外して歩く。

広い川、四方は真っ白な山

といういかにも奥只見と言った風景に

しばし休憩。

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行にあまりの暑さに外して

そのままどこかにいってしまったフェイスマスクが

奇麗なままで落っこちていたので無事回収。

これでこの山に落し物はすべてなくなった?

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時間的には普段だったら全然余裕な時間に

石抱橋まで戻ってきた。

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無事石抱橋のWC到着、

普段だったらこれで終わりなのだが

今日はここからもうひと仕事が待っているので

先を急ぐことにして

とりあえず今回の越後駒ケ岳BCスキーは終了。

前駒から上ももう少し雪が落っこちて落ち着けば

少し上りやすくなるかもしれないので

この春もう一度くらい越後駒ケ岳行けるチャンスは

あるかもしれない。

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このブログ記事について

このページは、ayu2が2021年4月 6日 11:14に書いたブログ記事です。

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