今回泊まったホテルは倶知安市街のここ。
カプセルホテルの発展形の個室型と言った感じ。
後ろに見えるのはニセコひらふのゲレンデ。
28日朝、予報通り朝は晴天。
ホテルの駐車場から羊蹄山が良く見える。
ガイドに宿まで7時に迎えに来てもらう。
そして今回は真狩口より登山。
南斜面のほうが雪が柔らかくて
登りやすいし下りやすいだろうということらしい。
8時に登り始め。
今回はゆっくり登って6時間で山頂予定だそうだ。
森を抜けてみせつしてこの再生の森の広場へ。
ここは数年前の台風で森がごっそりなくなって
再植林で再生途中の場所だそう。
羊蹄山は森林限界が1000mと言われている北海道の山にあっても
山頂付近まで結構木が生えている珍しい山。
遠くから見ると真っ白だが
現地に行くと結構木が埋まっているだけだったりする。
左が尻別岳、奥がルスツスキー場。
右奥に洞爺湖の中の島が見えてきた。
1000mで通称テラス上に出て一瞬斜度が緩む。
標高1400m近く。
いよいよ斜度がマシジグを切りながら
登っていく。
雪はザラメが緩んだ感じで
まだまだスキーのままで上がれる。
洞爺湖が全貌を現し、噴火湾も見えてきた。
写真には写っていないがかすかに
駒ケ岳も見えていた。
標高1700m、いよいよ山頂が近づいてきた。
最後の標高差で50m位は狭く行き着きも悪いので
シートラに切り替えて登る。
午後2時、とうとう真狩口山頂(外輪の一角)に着いた。
天気も何とか晴れから薄曇りで持った!
最高点(1898m)をバックに記念撮影。
そして楽しみにしていたお釜へ滑走!
ただ雪質はふかふかでなく
結構がりがりだった。
外輪から標高差で200m下ったお釜の底は
周りを山で囲まれていて不思議な世界。
あまりゆっくりしていても
雪がまたバリバリに固まってしまうので
すぐに外輪へ上り返す。
ニセコ全山が足元に見える。
山頂直下は狭いので横滑りで慎重に。
登りでシートラに切り替えたポイントから
本格的なDH滑走開始!
下にガイドが小さく見える。
麓まで標高差1500mの大滑降の開始!
斜度は35度くらいか?
雪質は多少固めのザラメ。
意外に滑りやすい。
この大斜面、慎重に滑ろうと思っていたが
もはや心がそれを許さず
ガンガンな大回りで。
ただ見た目よりかなりの急斜面なので
あまり調子に乗りすぎると
内手が斜面にあたっておっとっとっとなる。
後ろに見える人は別パーティ。
滑っても滑っても麓まで一直線の大斜面は続く。
ガイドも良くコースを熟知していて
わざわざ木の多めな森を抜けたら
超巨大な大斜面が表れるといった感じで
ひたすら1時間近く大斜面を滑り倒せる。
さすがに標高1000近くまで滑ってくると
大分雪も腐ってくるが。
厳冬期だとこれが全部パウダーらしい。
そして森の中に入り
先ほどの再生の森に出る。
そして午後4時過ぎ
無事に駐車場到着。
帰りに真狩口すぐそばの
羊蹄山の伏流水真狩の水でのどを潤す。
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最終日はイワオヌプリかチセヌプリへハイクしようかと考えてもいたが
雨は予報通り朝方には止んだのだが
ガスがひどくて登山口に行ってみたが
真っ白で車も一台もいないのであきらめて
比較的標高が低くてガスがなさそうな
アンヌプリ国際スキー場で滑ることにした。
コブもこの板だと滑りにくいが
雨の後の柔らかいザラメなので何とか滑れる。
上のほうがやはりガスなのであきらめていたのだが
G7ゲートが空いていた!
結局G7だけ3本いろいろコースを変えて滑った。
そして午後2時過ぎ今回の北海道スキーは終了!
1日目は山岡家、2日目はセコマかつ丼だったので
最後はまともな夕食をと思って
札幌まで足を延ばした。
そして定番スープカレーを食べて
最後の最後に高速に乗って
千歳に向かったのであった。
ということでこれにて北海道羊蹄山へスキー終了!
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