28日日曜日、朝からピーカン。
7時に平標登山口まで送ってもらって出発。
ヤカイ沢から稜線までの急坂は
先週よりずっと上りやすく。
この稜線の草付きの嫌なところも先週より
ずっと柔らかくアイゼンなしでも登れる。
今日は平標山頂はパスして
冬限定のトラバース道で仙ノ倉方面へ向かう。
正面は今年の山2021m峰、仙ノ倉は2021mの左に見える
山頂の右のほう。左は三ノ字ノ頭。
夏道の標識の東芝ランプ!
のんびり歩いて11時に仙ノ倉山山頂。
谷川連峰の最高峰2026m。
軽く食事をとって長い下りに備える。
一番奥は妙高、手前に従って
苗場山、平標山・・・。
すぐ目の前の沢は東ゼン。
奥が先々週滑った西ゼン。
何人か滑っているのが見える。
方角盤はなんだかオブジェ的に。
30分ほど景色を堪能しながら食事して
目の前の三ノ字ノ頭へ
勢いをつけて登り返す。
雪はとっても固く少し漕げば難なくたどり着く。
三ノ字ノ頭から右に折れ
万太郎山と谷川岳を目の前に見つつ
シッケイ沢へ突入するのであるが
上部はガチガチカチンコチンなので慎重に
って訳はなくガンガンと・・・
一瞬新雪がたまっているかと思たところが
単なるアイスバーンのうねりだったりして
処理しきれずに尻もちつぃた。
滑落したらたぶん止まらない!
目の前に見える沢は
毛渡沢西俣(通称西俣沢)。
そんなガチガチテカテカも200mほど落として
大きな沢状になってくると
極上のクリーミーなパウダーに。
ちなみに真ん中のシュプールは
昨日のシュプールみたいで
今日は我々がファーストトラック。
スキーヤーはけんけん。
自然がでかいのか人間が小さいのか!
あっという間に右又と合流して
極上パウダーは終わりになる。
ここまで700mはすでに落としている。
危険地帯を過ぎたと思ったら突然転ぶ奴!
ここまで下りると雪がシャバシャバになり
昨日のシュプールに足をさらわれた模様。
正面がシッケイの頭で正面の沢はシッケイ沢右又。
こっちも滑れるがデブリが多く
今滑った左又が大正解だったようだ。
日向側の左岸は結構雪崩れていて
デブリもたまっているので
しばらく右岸を高巻き気味に進む。
大した沢割れもなく順調に毛渡沢に合流。
まあ好天で滑らなくなった雪を
昨日のシュプールを頼りに
毛渡沢を右に行ったり左に行ったり。
行き詰った!?
前日の人はここで渡渉をしているみたいだが
最初の1歩が絶対水の中。
ここで後続3名パーティに追いつかれたが(当然後続のほうがスキーは滑るので)
後続は右側を強引にヘツッて先の細いスノーブリッジを
超えることにしたらしい。
我々は次回の偵察も兼ねているので
少し戻って(登り)対岸へ簡単に渡れるポイントを探す。
あった。もう少し丈夫そうなSBが。
再来週残っているかな?
少し登るって高巻く。
先ほどの場所を通過したが
3人パーティーは無事通過したようで
ドボンした跡は残っていなかった。
そして群大ヒュッテ前へ到着。
ここでカップヌードルタイム。
そしてお迎えのお願いの連絡をする。
本当なら先に通過するはずの西ゼン滑走組(10名ほど?)
のシュプールはまだついていなくて?
後日この辺に詳しいキンタに聞いてみると
これは「平標あるある」だそうで
よくあるは話みたいだ。
先々週より雪は良く滑って
結構楽しくクロスカントリーしてJR毛渡沢橋を潜り
毛渡橋の車道に到着!
今日も苗場のすぐ裏庭の
平標仙ノ倉の奥行きの深さ感謝しつつ苗場に戻る。
そして有休をとった月曜日はポール。
なんだかんだ言って火打今シーズン初めてじゃ・・。
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