朝一番の谷川ロープウエイ。
天気予報よりかなり悪く
山の上のほうは雲がかかっていて見えない。
天神平スキー場到着。
スキー場なのにほとんどが登山者。
ここから天神尾根に行くのだが
リフトに乗らずに登る。
夏道でショートカットしようとしたが失敗で
かなりの時間ロス。
あまりシールが効きにくい雪質で
しかも登山者ばかりでコースが足跡だらけなので
少し登ったところでシートラアイゼンに切り替える。
ロス時間を除くと2時間くらい出方の小屋に到着。
しかしガスガスでほとんど視界が効かない。。
まずはオジカ沢の頭まで稜線を進む。
先行して2名のスキーヤーが下りて行った。
(1名はスプリット)
すぐに先行者が引き返してきて
やはり風が強すぎて断念したようだ。
らだ新潟方面は晴れていることがわかっているので
ダメもとで少し進んでみるが
激しい横風で時には立ってられないほどになったので
さすがにテンションも下がってあきらめて引き返す。
せめてもと先ほどはパスした
谷川岳山頂(トマの耳)に立ち寄る。
肩の小屋で少し情報集めたのだが
芝倉沢方面に行こうとしたグループも強風断念したようで
あきらめて素直に天神尾根か西黒沢を下ることにして
シールをはがし下り始めるが
このようにほとんど視界が効かないので
スキーヤズレフトの大斜面は滑れず
登山ルート沿いに下る。
視界が効かないので気を付けないと
このような大きなクラックがあったりする。
熊穴沢あたりでガスは晴れないものの
視界がだいぶ聞くようになったので
西黒沢への下降ルートを詮索し始める。
結局西黒沢真ん中へんに大きなデブリがあって
通過しにくそうなので
熊穴沢はそのまま下りずに
デブリの下に出るようにその2本くらい隣の
沢状の斜面を降りることにする。
結構良い斜面(35度くらい?)で
ザラメだが黄砂がかかっていまいち滑らない斜面を
まあそこそこ楽しく滑って
西黒沢に到着。
予定通り大デブリランドの下に出た。
それでも対岸沿いはかなりのデブリで埋め尽くされている。
振り返ったところ。
右が西黒沢本流の大デブリーランド。
我々は左の尾根沢のをさらに左から出てきた。
我々が出てきたすぐ上流にも大デブリーランド、。
今回はコース取り大正解。
とはいえ西黒沢はいたるところに
デブリが堆積しているので
右行ったり左行ったり。
黄砂で雪も滑らないが
漕ぐほどでもなく
比較的快適に下れる。
そしてゴンドラ下に合流。
ほどなく谷川ロープウエイにすぐ下で
国道に出て今日のBCスキーは終了。
結局半日の谷川岳BCスキーになってしまった。
下山してみると全く無風。
いったいどうなっているのやら。
実のところ万太郎を超えた毛渡沢は快晴だったそうで
山の天気はわからないですな。
翌21日は最後のベーシックと言ことで
雨の中出てみたら
テク以上に人を教えられる講師がいないらしく
結局この時期にまさかの
実りのないプルークとシュテム。
担当できる講師がいないなら
始める前にそういうアナウンスをしてくれれば
雨の中わざわざ付き合いみたいなスキーしなくても済むのに。
そこはぜひ一考していただきたいところだ。
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