20日土曜7時半の平標登山口。
ここのところ毎週ずらっと駐車車の列だったが
なんと夏山用の登山者用駐車場除雪したらしい。
パトカーが巡回にきて誘導していた。
今日はここまで送ってもらい単独で
朝日に輝く平標山とヤカイ沢。
先週見られた全層雪崩とひび割れは
週半ばの降雪によって隠れた。
かえって厄介ではある。
今年は藪がほぼないとはいえ
やはり稜線下の急斜面は
スキーにとっては上るのは結構大変。
稜線に出ると風がやや強く
ウインドクラストや
完全にカチカチの斜面も出てきて
人によってはスキーを脱いで
シートラ+アイゼンに切り替える人も。
右は苗場スキー場、遠景は浅間山。
クトーを装着すればまあ問題はないが
シュカブラもあったりして結構歩きにくい。
でも何だかんだで3時間ほどで山頂。
先週に引き続いて景色は最高。
山頂は風の向き(南風?)の関係か無風で
居心地は悪くない。
軽くパンを食べてからすぐに出発。
斜面は相変わらずカリカリ。
慎重にヤカイ沢との分岐まで下って
目の前の小ピークを超えるのだが
底を超えているふみ後もあったのだが
今回は西ゼンと平標沢を大きくトラバースして
登らないでしょうピークの裏に回る。
平標沢など結構急斜面でしかもカリカリなので
慎重にトラバースしていったので右足ばかり異常に疲れた。
そして目安の1757m峰への尾根に
平標沢方面に伸びている雪庇の隙間から乗り上げると
シュプールが1本あって(席ほどの小ピークを上った人と思われる)。
少し安心感が(一人でない)
そして適当なところから疎林の続く
ユウガイヒト沢へドロップ!
狙った通り北斜面のこの沢はクリーミーな腰パウ!
先ほど1ぽんのしゅぷーるを絡めながら新雪を楽しむ。
そして標高差600mほど落とすと森は深くなり
やがて林道に出る。
いつの間に先行シュプールは2本になっていた。
この辺に来ると雪が急に腐る。
スキーで行けるのはここまで。
ここから5分から10分くらい舗装路を歩く。
そして二居のバス停に到着。
先ほどの先行シュプールの人に追いついた。
12:18のバスを待つ。
そしてバスで苗場に帰る。
コロナでドラゴンドラ終了の代替でバス代は無料。
苗場に行くと
飛び石4連休のためか
コロナを理由にした経費削減リフト縮小営業にためか
リフトゴンドラともほぼ全部20分待ちの超密な最低な状態で
完全にテンションダウン。
マンション在住の人などではこれを嫌がって
石打とか上越国際まで出かける人もずいぶんいるようだ。
少しスキー場も顧客ファーストな努力を目指してもらいたいものだ。
恒例のナイタースラローム。
翌日曜日は苗場技術選に出てみた。
仲間内で順位を競うのはたいして面白くないというか苦痛だが
大会の練習として割り切れば結構有意義ではあると思う。
順位のほうは最後コブで大分まくって
真ん中くらいまで戻して帳尻は合わせたようだ。
それにしても苗場のリフトの混雑密具合はひどすぎる。
次週対策がなされていないようならもう
他のスキー場に行っても良いと思うほど。
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