昨日に続きまたOしまKちゃんとBCスキー。
朝5時半に苗場を出て秋山郷へ。
苗場山の頂上台地が要塞のようにそそり立つ。
小赤沢の登山口へ。
3合目駐車場までは除雪が完了しておらず
ここ林道分岐地点に車を止める。
この駐車スペース7,8台駐車できるのだが
朝7時半時点でもういっぱい。
8時少し過ぎ出発
3合目駐車場まで林道をたどるのだが
日陰はバリバリに凍っていて危険。
途中からスキーを履けるくらいの雪になった。
たぶん27日の積雪。
3合目駐車場のトイレが見えてきた。
ここまで50分ほど歩いた。
登山道は正面の尾根を上るのだが
スキーは右の沢の左岸を通った方が
雪が切れていなくて歩きやすいのでそちらを行く。
ただ登山道経由の方の足跡シュプールが多い。
適当なところまで詰めた後スノーブリッジで
右岸にわたりさらにこの谷を登り詰めると
尾根筋の登山道と合流する。
尾根筋の登山道近くを通ったシュプールが破断面となった
小規模な雪崩いくつかある。
恐らく27日の新雪のい表層。
まあ大きな問題はない。
そして頂上台地急斜面(と言うより崖)直下まで来た。
ここまで林道歩きも含めて約2時間。
一旦1770m台地までトラバース気味に上って
そこから40度から45度の好きな斜面を選んで登ればよいのだが
さすがにシールでは辛いのでスキーを担ぐ。
コース取りによってはシールでも登れるそうだが。
選んだ斜面はちょっと急な方だったかなぁ。
途中から45度くらいになって両手足使わないと這いあがれない。
雪も膝までの新雪で先行者のアイゼンとキックステップを
広げながら少しづつ登っていく。
途中から霧氷の落下による小さな雪に崩落が
嫌だったので右手の木が生えている小尾根にとりつく。
ここはここで雪が固かったり股まで潜ったりで
結構大変。
1時間近くかけてやっと頂上台地のヘリに到着。
立って歩けることの幸せをかみしめつつ。
再び板を履いて山頂めざしてして進む。
頂上台地と言っても山小屋のある山頂に向かって
緩やかに上りながら緩やかな起伏があり
まさに雲上の別天地といった感じで
このように高層湿原もすっかり雪に覆われている。
気持ち良いお散歩コースを20分くらい歩くと
山小屋が見えてきた。
予報に反して早くも雨雲がわいてきた。
あまり時間的猶予もなさそう。
実際この雲がかかったのは苗場山山頂部だけだったようだ。
そして午後1時前小屋裏の苗場山山頂の標識が
立っていると思われる場所に到着。
2m以上あるような標識も完全に雪の中。
誰もいない広大な頂上台地。
背景は佐武流山。
谷を挟んで神楽峰から霧の塔の稜線。
背景は越後3山から巻機。
風が冷たく結構寒いので
2階まで雪に埋まった山小屋の陰で昼食。
なんと雪も舞ってきた。
たっぷり冬の苗場山山頂の景色を楽しんだら
名残惜しいが下ることにする。
今回山小屋の裏の斜面を下ろうと思ったが
雪が重くて手こずりそうなので
夏道沿いの頂上台地からの下りでは
比較的斜度の緩いところを下ることにして
頂上台地の気持ち良い斜面を滑る。
ただ雪はあまり滑らない。
小赤沢への夏道加工地点についた。
入口はこの大地では唯一ドロップインに
勇気がいらない斜度で始まる。
右にトラバース気味に滑ると
すぐに真下へ続く急斜面になる。
一番緩いコースと言っても
ずっと40度くらいが続く。
目の前の尾根が先程登ってきた尾根。
写真では緩く見えるのが残念。
雪は結構思いが膝パウで
スピードは出せないものの
それなりに快適に滑れる。
ただ今まで見たこともないような急斜面。
Kちゃんはテックビンディングなのもあって
戦意喪失気味でかなり安全に降りている。
登り1時間近くかかった斜面を10分で降下。
重ね重ね言うがあの大迫力の急斜面が
写真では大したことなく見えるのが残念。
1770m台地に降り立って疲労困憊のKちゃん。
この先この大地を降りる急斜面も待っているのだよ。
そして変化のある楽しいブナとシラビソの
混成林の中を滑って
無事3合目駐車場に到着。
いやぁお疲れさまでした。
あとは駐車地点まで林道を歩くだけ。。
そして本日の獲得標高は950mでした。
結構GWなBCスキーはもう満喫した感。
さすがに氷は解けて歩きやすくなっていた
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雪崩に注意してください