2008年3月アーカイブ
昼間気温が上がって
しかしまだザラメになりきってない腐り雪が
夜気温の急下降と同時にそのまま凍ったナイターバーン。
夕方の時点でかなりやばそうだったのだが
シンちゃんとタクヤがナイターに来ると言うので
3人でデンジャラスナイターへ突入。
5高脇の検定バーンへ行ったらあまりにもデンジャラスすぎたので
結局第2ゲレンデとスーパーデンジャラスコブ化しているトレバンへ。
しっかり外足で雪に圧を加えていかないとターンはおろか
完走すら不可能な状況で2時間滑って
二人のジュニアはものすごく上手くなったと思う。
特にサイドカーブ君であるタクヤはしっかり外スキーに
圧を加えて乗っていくことを覚えたようだ。
ただ雪が緩んだ翌日のGSは・・・・・・・
いつもの内倒君がそこにいた。
風邪ひいて家にいる週末。
先日のCUCHEのSL不出場表明で総合優勝確定のBodeであるが
GS最終戦で久しぶりに炸裂した。
最近のBodeの技術系はポイント狙いのためか
あまり攻めている様子はなくイマイチつまらなかったが
総合が決まって遂に炸裂!
1本目
誰よりも直線的な滑りで13番スタートから圧巻のラップ。
やはりBodeはこうじゃないと。
でも2本目はやはりこれもBodeらしく中盤の急斜面であっさりOUT。
結局勝負は2本目ラップのTed LIGETYが取りGS総合も彼に。
BormioでのDH最終戦は
ただ1回の設定のTRAがキャンセルとなり
そのため本戦もキャンセルとなった。
自動的にDidier CUCHEの2年連続種目別チャンピオン決定。
2位のBode MILLERとの差がわずか5点だったので
最終戦がキャンセルとなったのはちょっと残念。
ここの所の大雪の影響で
苗場筍山山頂方面で雪崩の恐れがかなり高まってる。
8日まで大斜面途中からショートカットする
ランセコースは滑走できたが
9日に下部に雪崩防止の雪堤が作られ滑走不能になった。
また第1ゴンドラから筍平に抜ける連絡コースも
山頂ゲレンデ下部に亀裂が入り
一応雪提を作ってあるが滑走禁止になり
第1ゴンドラからは旧山頂第2ロマンス脇の
上級者用非圧雪コースを圧雪の上開放している。
上級者用コースのみのため
平日はコースクローズにしてあり
そのため第1ゴンドラも平日は動かさないとのこと。
一応9日は山頂リフトも動いていたことは確認済み。
もしかしたら迂回ルート(筍スカイライン)のみオープンかもしれない。
8日に起きた八幡平での雪崩死亡事故の記事より抜粋
登山中だった岩手署の松尾駐在所所長のそばで雪崩が発生。
近くにいた二人の姿が見えなくなったため、
所長が携帯電話で通報する一方、現場付近にいた人たちと捜索に当たった。
男性らが雪崩に埋まった時に位置を知らせるビーコン(電波受発信機器)
を持っていたため発見できた。
たまたま近くに知識を持った人がいて
かつ本人もビーコンを所持していて早期に発見したにもかかわらず
2人とも死亡。
一般に雪崩などで埋まったときの生存可能性は
埋没後15分と言われるが発見は1時間後だった。
最近のお手軽バックカントリーブームに警報を鳴らす事故
だと思うのだがどうだろうか。
上記のような幸運にもかかわらず死んでしまうのだから。
雪崩はいつでもどこでも起きますよ!
やはりビーコンくらいはみんな持って入ってますか?
弱層テストって意味知ってますか?
2月後半から異常な降雪が続いた苗場。
今週末は待望の弩ピーカン。
筍平から雪を被った平標、仙の倉、万太郎・・・・。
ちなみにこの日行われた
ゴールドウイン ナスターレース チルドレン/キッズ ジャパンカップで
全国区の選手相手に
ケンはクラス2位、リュウヤ同5位、マユ同4位の堂々たる成績。
リュウヤ、ケンの苗場ジュニア同士の相次ぐラップ更新。
ガッツポーズ。かっこ良かったぜ!
新レギュレーションになってマテリアルが変わったためか
今シーズンのワールドカップは深刻な事故が多い。
Matthias Lanzingerが足を切断引退へ
KvitFjellのSuper Gで転倒したMatthias Lanzingerだが
左足の欠陥の損傷がひどく手術で切断となった模様。
リンク先では現地での対応のまずさが指摘されている。
リンク先にも画像があるがこれは
民間ヘリによって搬送されるまでが写っている。
KitzbühelでScott McCartneyが最後のジャンプで
バランスを崩して脳挫傷の大怪我を負ったばかりであり
ちょっと残念なニュースになってしまった。
Kvitfjellで行われたDH2戦+SG。
Val d Isereの代替で行われた最初のDH
26番スタートのWerner HEELが驚愕の1番時計。
大クリスタルトロフィーの争いはと言うと
Bode Millerは2位、次のDHは優勝、SGも2位をゲットし
この週末だけで280point稼いだのに対してRAICHはまったく振るわず
290点もの大差となりほぼ行く先は決まったかな。
これはBodeが2戦目の優勝したときの滑り
相変わらず無茶なジャンプとか異常な角度のカービングターンとか
無茶な滑りだがこうじゃなきゃBodeじゃない!