ぎっくり腰のため予定を1週間遅くしてもらい
富士山大滑降の日は5/27(土曜)となった。
心配だった天気もかなり良いほうになって一安心。
御殿場市街から見る富士は
5月に入って南面中心に雪が降ったようで
山開きまで滑れる不浄流しよりも富士宮口のほうが
むしろ雪が多いくらいに見える。
ケンちゃんと現地待ち合わせで
朝6:30田子の浦の海を見つつ富士宮口新5合目を出発。
ブル道から登り始めてほどなく
新6合目(雲海荘、宝永山荘)。
愛鷹山を見下ろす。
新7合目(御来光山荘)あたりから所々雪渓が残るので
せっかくだから今年出番のなかったピッケルを出す。
元祖7合目(山口山荘)
上には8合目とその上の第1雪渓が見えているが
めちゃくちゃ急に見える。
この辺でやはり2週間ほぼ動かなかったつけか
もうゆっくりしか歩けなくなったので
過去最低ペースで付き合ってもらう。
荒神岩。
中の水の流れは凍っている。
8合目(池田館)
山小屋ごとにリックおろして大休止するぞ
と宣言しているので2,30分毎に
15分の休憩と言った感じでまあのんびりペース。
ここから登山道ではなく第1雪渓を通ろうということで
折角なのでスキーで登ろうということで
スキーをおろしてシールつけてクトーも装備する。
数日前にも雪降ったようで
思ったより雪渓が広くてかつ真っ白!
標高も3200mを超え
もう日本にはここ以上に高いところはない。
9合目 萬年雪山荘
当然休憩。
九合五勺 胸突山荘で
富士宮口山頂の全貌が見えてきた。
あと標高差で200m。
いよいよ頂上直下。
ここからは雪付きが悪いので
板を外して登山道を歩く。
ついに山頂入り口の鳥居
ケンちゃんは左側からスキーで登ったが苦戦。
結局板を外すことに。
無事けんちゃんも雲海を見下ろす鳥居に到着。
富士宮口山頂に到着
結局お昼だ!
歩行3時間半、休憩2時間と言った感じか。
後ろには最高点の剣ヶ峰がそびえている。
今回の山頂ラーメンは
ニトリの保温ポットにしてみた。
結構熱いままでまずまず。
流石630hPaの威力。
パンが超パンパン。
富士宮口が雪豊富なので下りは
不浄流しとかに行かなくてもここで十分と言うことで
もう時間も余裕で1時間くらいのんびり。
そして急坂を登って剣ヶ峰へ。
日本最高地点の石碑。
でも
少し左奥にもう少し高いところある。
そして3776mからお釜へ滑り込む。
まずは中間部までウィシュプール。
この辺まで結構固い(ただ薄め)のクラスト。
滑るとバリバリとクラスト片が落ちる。
そして3535のお釜の底 大内院。
この赤線のように滑ってきた。
ここまでは先日の新雪が10cm位の御褒美。
さあここから200mの登り返しだ。
結局登り返しに45分かかってしまった。
もう15時だ、早く滑ろう。
一旦鳥居の下まで板を担いで降りて
そこから板を履いて標高差1000m近い大滑降へ。
8合目より少し下
3000m位で第1雪渓末端。
流石に足跡だらけで少し滑りにくかった。
ここで板を脱いで少し砂塵の斜面を降りてブル道を通って
第2雪渓へトラバース。
この辺から雲海の中に突入。
第2雪渓は2800mあたりまで滑って末端。
第2雪渓はさすがに縦溝も多く多少消化試合気味。
一番末端まで滑ると
スキー道具1式が火山灰まみれになるので
10mくらい上で切り上げトレッキングシューズに履き替えて
あとは少しトラバースして新7合目の御来光山荘脇に出て
あとは登山道をひたすら下る。
車が見えてきた。
17時に新5合目に到着。
お疲れさまでした。
水ヶ塚PAより見る富士山。
この赤線の通り滑ってきた。
標高差でお釜200m
富士宮雪渓計900m
末端から歩きで下山400m
と小雪だった年の割には
良く雪が残ったし滑走満足度は高かったと思う。
今年の富士山はこれ1回で終わりかな?
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