富士山大滑降2023 今年は普通に富士宮口雪渓とお釜も(5/27)

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ぎっくり腰のため予定を1週間遅くしてもらい

富士山大滑降の日は5/27(土曜)となった。

心配だった天気もかなり良いほうになって一安心。

御殿場市街から見る富士は

5月に入って南面中心に雪が降ったようで

山開きまで滑れる不浄流しよりも富士宮口のほうが

むしろ雪が多いくらいに見える。

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ケンちゃんと現地待ち合わせで

朝6:30田子の浦の海を見つつ富士宮口新5合目を出発。

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ブル道から登り始めてほどなく

新6合目(雲海荘、宝永山荘)。
愛鷹山を見下ろす。

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新7合目(御来光山荘)あたりから所々雪渓が残るので

せっかくだから今年出番のなかったピッケルを出す。

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元祖7合目(山口山荘)

上には8合目とその上の第1雪渓が見えているが

めちゃくちゃ急に見える。

この辺でやはり2週間ほぼ動かなかったつけか

もうゆっくりしか歩けなくなったので

過去最低ペースで付き合ってもらう。

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荒神岩。

中の水の流れは凍っている。

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8合目(池田館)

山小屋ごとにリックおろして大休止するぞ

と宣言しているので2,30分毎に

15分の休憩と言った感じでまあのんびりペース。

ここから登山道ではなく第1雪渓を通ろうということで

折角なのでスキーで登ろうということで

スキーをおろしてシールつけてクトーも装備する。

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数日前にも雪降ったようで

思ったより雪渓が広くてかつ真っ白!

標高も3200mを超え

もう日本にはここ以上に高いところはない。

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9合目 萬年雪山荘

当然休憩。

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九合五勺 胸突山荘で

富士宮口山頂の全貌が見えてきた。

あと標高差で200m。

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いよいよ頂上直下。

ここからは雪付きが悪いので

板を外して登山道を歩く。

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ついに山頂入り口の鳥居

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ケンちゃんは左側からスキーで登ったが苦戦。

結局板を外すことに。

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無事けんちゃんも雲海を見下ろす鳥居に到着。

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富士宮口山頂に到着

結局お昼だ!

歩行3時間半、休憩2時間と言った感じか。

後ろには最高点の剣ヶ峰がそびえている。

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今回の山頂ラーメンは

ニトリの保温ポットにしてみた。

結構熱いままでまずまず。

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流石630hPaの威力。

パンが超パンパン。

富士宮口が雪豊富なので下りは

不浄流しとかに行かなくてもここで十分と言うことで

もう時間も余裕で1時間くらいのんびり。

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そして急坂を登って剣ヶ峰へ。

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日本最高地点の石碑。

でも

少し左奥にもう少し高いところある。

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そして3776mからお釜へ滑り込む。

まずは中間部までウィシュプール。

この辺まで結構固い(ただ薄め)のクラスト。

滑るとバリバリとクラスト片が落ちる。

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そして3535のお釜の底 大内院。

この赤線のように滑ってきた。

ここまでは先日の新雪が10cm位の御褒美。

さあここから200mの登り返しだ。

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結局登り返しに45分かかってしまった。

もう15時だ、早く滑ろう。

一旦鳥居の下まで板を担いで降りて

そこから板を履いて標高差1000m近い大滑降へ。

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8合目より少し下

3000m位で第1雪渓末端。

流石に足跡だらけで少し滑りにくかった。

ここで板を脱いで少し砂塵の斜面を降りてブル道を通って

第2雪渓へトラバース。

この辺から雲海の中に突入。

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第2雪渓は2800mあたりまで滑って末端。

第2雪渓はさすがに縦溝も多く多少消化試合気味。

一番末端まで滑ると

スキー道具1式が火山灰まみれになるので

10mくらい上で切り上げトレッキングシューズに履き替えて

あとは少しトラバースして新7合目の御来光山荘脇に出て

あとは登山道をひたすら下る。

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車が見えてきた。

17時に新5合目に到着。

お疲れさまでした。

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水ヶ塚PAより見る富士山。

この赤線の通り滑ってきた。

標高差でお釜200m

富士宮雪渓計900m

末端から歩きで下山400m

と小雪だった年の割には

良く雪が残ったし滑走満足度は高かったと思う。

今年の富士山はこれ1回で終わりかな?

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このページは、ayu2が2023年5月29日 14:15に書いたブログ記事です。

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