再び富士山大滑降 3776mからお釜(お鉢)の底へ、そして不浄流しを滑る(5/29)

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2週間前は吉田大沢を滑ったので

今日は富士宮口から

朝6時に5合目駐車場を出発。

すぐに6合目を通過する。

思ったより多くに人が登っている。

今日は単独。

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今回は雪じゃないところも長そうなので

トレッキングシューズでスタート。

新7合目を通過すると

上から二つ目の雪渓を通過する。

一番下の雪渓はすでにない。

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8合目からは上の雪渓が頂上直下まで続く。

ここで軽アイゼンを履くが

ここからスキーブーツに12本アイゼンのほうが

結果的には楽だったようだ。

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9合目萬年雪山荘。

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この上の斜面は

しばらくは斜度もそんなにないので

折角なのでシールを付けてスキーで登る。

9.5合目からはもう満足したので

再びシートラ。

ただ雪ももう柔らかくステップもいっぱいついているので

スキーブーツだったらアイゼンなしでも全く問題ない。

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山頂直下の鳥居を通過。

山頂直下の標高差で50m位は

雪渓が切れていて

普通に登山道が露出している。

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10:50富士宮口山頂到着。

軽アイゼン付けたり

スキーにシール張ったり

再びシートラにしたり

いろいろやったのもあって

意外に時間喰った。

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一休みしたら

早速3776m最高地点の剣ヶ峰へ向かう。

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意外と急な坂を上って

日本最高地点到着。

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ここで板を履いて滑走準備。

この3776から直接滑り込める場所は唯一

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そう富士山のお釜(お鉢)である。

ただし真っ直ぐ下に向かうと

超巨大クリフジャンプになってしまうので

右方面へトラバースしてから釜の底へ!

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金曜日の雨が山頂では雪だったらしく

また今日は日差しも強いのでカチコチではなく

良い感じの雪質で

意外と長い(富士山のお釜は巨大だ)

標高差240mを滑って釜の底へ。

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周りがみんな崖と言う不思議な風景は

お釜の底ならでは。

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そこにいつまでもいると落石の危険もあるので

早々にまた登り返す。

剣ヶ峰からの先ほど滑ってきたお釜への斜面。

登りは剣ヶ峰と富士宮山頂のコルまでなので

標高差は200m位で済む。

それでも3700mでの登り返しは息が切れる。

結局40分少々の登りだった。

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お釜から戻っても

まだ13時。

まだまだ人が登ってくる。

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そしてメーンイベントの不浄流しの

ドロップポイントの荒巻と言うところへ移動。

上から不浄流しを見下ろす。

上から見て一番右の通称「左股」を滑る予定。

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早速ドロップ。

右に宝永山が見えてきた。

真下は御殿場口5合目と二ツ塚。

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左股の雪渓末端まで滑って滑走終了。

大体3000mちょっとの地点なので

標高差で700mくらい滑ったことになる。

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再びトラッキングシューズに履き替えて

ガラガラの富士山の道なき斜面を下っていく。

下に見えるポールがたっているところが

とりあえずの目標の御殿場口のブルドーザー道。

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無事にブルドーザー道までたどり着いた。

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一旦御殿場口登山道の登りを少し登り

ここで水平な踏み後に入る。

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そして御殿場口登山道下りに合流

すぐに宝永山遊歩道に入る。

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宝永火口越しに今滑ってきた

富士山山頂方面を見上げる。

向かって一番右の雪渓が不浄流し。

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宝永第1火口の底の休憩ポイントで少し休憩

滑り終わってからすでに1時間ほど歩いているので。

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16時少々前、無事に富士宮口5合目駐車場に到着。

結局滑り終わってから約1時間半くらいかかったことになる。

しかも宝永山の火山灰の粉塵で

喉も口の中もジャリジャリ気味。

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東名鮎沢Pから富士を見返る。

正面左の岩稜帯を挟んで一番下まで伸びている雪渓が不浄流し。

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このページは、ayu2が2022年5月30日 15:20に書いたブログ記事です。

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