2週間前は吉田大沢を滑ったので
今日は富士宮口から
朝6時に5合目駐車場を出発。
すぐに6合目を通過する。
思ったより多くに人が登っている。
今日は単独。
今回は雪じゃないところも長そうなので
トレッキングシューズでスタート。
新7合目を通過すると
上から二つ目の雪渓を通過する。
一番下の雪渓はすでにない。
8合目からは上の雪渓が頂上直下まで続く。
ここで軽アイゼンを履くが
ここからスキーブーツに12本アイゼンのほうが
結果的には楽だったようだ。
9合目萬年雪山荘。
この上の斜面は
しばらくは斜度もそんなにないので
折角なのでシールを付けてスキーで登る。
9.5合目からはもう満足したので
再びシートラ。
ただ雪ももう柔らかくステップもいっぱいついているので
スキーブーツだったらアイゼンなしでも全く問題ない。
山頂直下の鳥居を通過。
山頂直下の標高差で50m位は
雪渓が切れていて
普通に登山道が露出している。
10:50富士宮口山頂到着。
軽アイゼン付けたり
スキーにシール張ったり
再びシートラにしたり
いろいろやったのもあって
意外に時間喰った。
一休みしたら
早速3776m最高地点の剣ヶ峰へ向かう。
意外と急な坂を上って
日本最高地点到着。
ここで板を履いて滑走準備。
この3776から直接滑り込める場所は唯一
そう富士山のお釜(お鉢)である。
ただし真っ直ぐ下に向かうと
超巨大クリフジャンプになってしまうので
右方面へトラバースしてから釜の底へ!
金曜日の雨が山頂では雪だったらしく
また今日は日差しも強いのでカチコチではなく
良い感じの雪質で
意外と長い(富士山のお釜は巨大だ)
標高差240mを滑って釜の底へ。
周りがみんな崖と言う不思議な風景は
お釜の底ならでは。
そこにいつまでもいると落石の危険もあるので
早々にまた登り返す。
剣ヶ峰からの先ほど滑ってきたお釜への斜面。
登りは剣ヶ峰と富士宮山頂のコルまでなので
標高差は200m位で済む。
それでも3700mでの登り返しは息が切れる。
結局40分少々の登りだった。
お釜から戻っても
まだ13時。
まだまだ人が登ってくる。
そしてメーンイベントの不浄流しの
ドロップポイントの荒巻と言うところへ移動。
上から不浄流しを見下ろす。
上から見て一番右の通称「左股」を滑る予定。
早速ドロップ。
右に宝永山が見えてきた。
真下は御殿場口5合目と二ツ塚。
左股の雪渓末端まで滑って滑走終了。
大体3000mちょっとの地点なので
標高差で700mくらい滑ったことになる。
再びトラッキングシューズに履き替えて
ガラガラの富士山の道なき斜面を下っていく。
下に見えるポールがたっているところが
とりあえずの目標の御殿場口のブルドーザー道。
無事にブルドーザー道までたどり着いた。
一旦御殿場口登山道の登りを少し登り
ここで水平な踏み後に入る。
そして御殿場口登山道下りに合流
すぐに宝永山遊歩道に入る。
宝永火口越しに今滑ってきた
富士山山頂方面を見上げる。
向かって一番右の雪渓が不浄流し。
宝永第1火口の底の休憩ポイントで少し休憩
滑り終わってからすでに1時間ほど歩いているので。
16時少々前、無事に富士宮口5合目駐車場に到着。
結局滑り終わってから約1時間半くらいかかったことになる。
しかも宝永山の火山灰の粉塵で
喉も口の中もジャリジャリ気味。
東名鮎沢Pから富士を見返る。
正面左の岩稜帯を挟んで一番下まで伸びている雪渓が不浄流し。
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