今年は深刻な雪不足で滑れなかった
去年の分もということではないのだろうが
いつもより1周遅くマチガ締めをするということで。
もう出合からはS字雪渓の雪は全く見えない。
上部雪渓にはまだずいぶんあるが
こちらはおそらく今年は万年雪として残りそう。
まずは5日土曜。
巌道新道を横切る小沢の水は恐ろしく冷たい。
飲み物もすぐに冷える。
そしてマチガ沢に下りる。
この場所もすっかり緑が深くなった。
そして左端にはついにロープが現れた大滝。
それどころか大滝の上には
大きななめた気が延々と続いている。
7月中旬まではこの場所がポールバーンだった。
といっても10m位空中だが。
そして例のコブバーンのゴールあたりは
こんな感じで猫しか通れないようなスノーブリッジ。
当然左岸から高巻く。
そしてS字雪渓の最上部にきて
ようやく滑れる量の雪の上に立てる。
今日は6旗門6ターン。
ただ斜度は平均25度くらいあって
しかも真夏の雪渓なのでベースが固く
結構難しい。
上から見た感じ。
コブがあったところはここから見える雪よりはるか下の
茶色い部分より下も緑の小山の部分。
スタート地点からは上部雪渓とマチガ沢全体が見える。
ただ脇を見ると熊の糞が落ちていたり・・・・。
とりあえず翌日は後片付けの前に
ちょっとはすべる時間があるので
板は置いておくことに。
帰りは脇のV字谷をよじ登って
直接、巌剛新道の通称マチガ沢展望台へ
でも振り返ると結構急。
ここはちょっと下るのは勇気いる。
10分くらいで巌剛新道に出て
あとは快適な登山道を下ってあっという間に下山できる。
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翌6日日曜日。
今日は板を持っている人3にのほか
手ぶらで荷卸しだけのために来てくれた人が10人。
久しぶりににぎやかなマチガ沢になる。
昨日あったスノーブリッジは影も形もない。
雪渓末端の様子。
とりあえず12時半くらいまで滑る。
大滝のところでは
最終日恒例の流しソーメン大会。
今回からは2mの樋が登場。
好評につき来季は4mに延長するそうだ。
そばも
そしてポール撤収。
下山準備終了。
また来年の5月までさようなら。
出合まで無事におろし終わって
ここからは台車で。
駐車場に着くころには
谷川岳ロープウエイが運転休止になるほどの雷が鳴り
惜別の雨となった。
今年はたいした事故もなく(将軍が最後まで無事だった!!)
無事にマチガ沢シーズンが終了しました。
皆様お疲れ様でした。
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