異色の1本目と2本目で異なったコースを使う
Wengenでのクラッシックレース。日陰の凍りついたメンリッヒェンコースを制したのは
2週連続ラップのManfred Pranger。
山小屋のある日向の暖かなユングフラウコースでの
2本目もPrangerは手堅くまとめ優勝!
2005年1月Schladmingのナイタースラローム以来
4年ぶりの優勝。おめでとう!
思えばPrangerのWCは苦労の連続だった。
その速さが際立っていた若かりし頃
1本目ラップを捕ること6度。
その重圧に押しつぶされて失敗と失意の2本目。
その悪循環を破って初優勝した
2004年1月のKitzbuehel、そしてSchladmingの連勝。
その後滑りがセットに合わなくなり
低迷、フォーム改造後すぐに昨シーズンの怪我・・・。
獲物を狙う虎のようなワイドスタンスだった滑りも
すっかり今風の狭いスタンスに変わった。
だが誰よりも素早い屈脚抜重は顕在。
この日のようにテクニカルなセットでは威力を発揮する。
スタート前高見盛のように独特の世界に入るPranger。
みんな応援してまっせ!
2位にはやはり怪我によるシード落ちから
這い上がってきたReinfried Herbstが入った。
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