2021裏東京五輪北海道ツーリング 5日目(最終日)
2021年7月22日〜7月26日

7月26日 最終日 浦河−静内−門別−平取−鵡川
画像はクリックで大きくなります。


結局台風の影響により振替で
新千歳21:00発が17:20発と大幅に早まったので
昨日までより2時間早い6時に出発
いくら猛暑の北海道と言え朝は肌寒いくらい。
日高三石の駅の後
駅前の芝生の植え込みはなくなり駐車場になって
駅舎は集会場みたいなものとして使用されている。。
日高は馬と牧場と言ったイメージなのだが
海沿いはこのようにずっと
海岸まで迫った山と
狭い海岸の間をひたすら国道は走る。
ATR 2時間ほどでかつての中心地静内に着く。
本来の予定はここから
海沿いを離れて牧場地帯を通って
山間部を通って平取を通って鵡川に抜ける予定だったが
時間の制限もあるので海沿いをそのまままっすぐ行くことにした。

旧日高本線は(代替バスも)
ここで大きく運行系統が二つに分かれていたが
正式廃線後はほぼ1本化連続化されて
乗換駅としての比重はかなり下がった。
一応ここでバスなどの時刻を確認しておく。

ATR 生まれ変わった?転換バスの図
新冠の駐車場公園
ここまで北上してくると
海沿いまで大分牧場も増えてきて
想像通りの日高に近くなる。
厚賀付近の日高本線の線路
この辺りから日高門別にかけて
国道は険しいところは坂を上って
一段高いところを通るが
線路はずっと海岸を通るので
いたるところで壊滅的被害を受けている。
ここもかなり壊滅的な被害。
まだ撤去がほぼ手付かずの日高本線にあって
手前のプレートガーター橋は
撤去作業が始まっていて半分くらい撤去されていた。
こんな感じでアップダウンで難所を超えるが
線路はずっとゼロメートル地帯をすり抜けている。
草に埋もれて線路跡は自然に帰りかけている。
厚賀から門別の間は
結構アップダウンがあってきつめだが
登った先は意外と長い高原上になっている場所が多く
このように牧場的風景で心が和む。
日高門別駅跡
ここも北海道の他の町の例にもれず
駅前はドーナツ化して静かで
コンビニや食事できる場所などは
バイパス上に移動している。
富川まで来て多少時間に余裕ができたので
沙流川沿いにさかのぼり平取を通って
遠回りして鵡川に向かうことにした
ここ平取も義経伝説が残る。
その義経神社で折り返す。
平取からプチ峠を越えて
今度は鵡川沿いに海へ向かう。
この辺は北海道では珍しい田んぼ地帯。
そして12時半前に
日高本線の終点となった無事鵡川駅に到着。
駅は北海道の典型的な線対称の対面式ホームだが
この先があった時からスプリングポイントだったため
駅舎側のホームは静内方面からしか入ってこれないので使用していなく
廃止構内踏切を渡った対抗ホームが1番線となっている。
静内方面も一応スプリングポイントの
向こうまでつながっているから
一回行きすぎて戻ってくれば
駅舎側の旧1番線に入線することは可能と思われる。
この先、沼ノ端まで25キロ
そのまま走っても良かったのだが
日高本線と道はずっと並行しているのと 大型車も多いのもあって
折角なので13:04発の苫小牧行きの車上の人となった。
工業地帯と原生湿原が入り混じる不思議な勇払湿原
列車の速度は早く、キハ40は全開の音がする。
16:00前には新千歳空港に到着
今日はけやきのコーンバターラーメン。
定番の札幌ラーメン。
と言うかこれが昼食にだった。
けやきの餃子は超パリパリ
よく考えたら明るいうちに千歳を立つのってあまり記憶にない
苫小牧港を見下ろす。
そして今回の終点となった鵡川の町と
更に右側はずっと走ってきた日高の海岸線。

と言うことで最終日は大急ぎで尻切れトンボ気味だが
今回の5日間にわたる北海道ツーリングは無事終了 本日の走行距離 113km
獲得標高 550m

トータル走行距離 605km
トータル獲得標高 4000m


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