2021裏東京五輪北海道ツーリング 3日目
2021年7月22日〜7月26日

7月24日 3日目 芽室−十勝鉄道−愛国幸福−中札内−広尾
画像はクリックで大きくなります。
24日も朝8時過ぎ出発
まずは帯広市街地のこの場所へ
旧十勝鉄道跡に遊歩道が続いている
ちなみに今日の朝食
和バイキングなので
それと納豆を除くとこれくらいになる。
そして日車製の4号機関車と
木造の2軸客車が保存されている。
ちゃんと屋根もあってきれいの保存されている。
恐らく日本甜菜製糖がかなり補助しているのかなぁ
ATR 日本甜菜製糖の工場も芽室に集約され
工場跡地には大規模なショッピングモールが出来たが
輸送用のトラックなどの整備工場(十勝鉄道がそのまま残る)
それに研究所はまだ現地に残る
旧線路沿いの川は
「機関庫の川」
線路跡の遊歩道はどんどん続く。
楽しくなって走りすぎて
寄ろうと思っていたところを全部すっ飛ばしてしまった。
とりあえず一般道を5キロくらい戻り
工場跡のショッピングモールを抜け
この公園からやり直し
十勝鉄道の工場前の駅の跡
そしてショッピングモールの隣の
ビート博物館へ寄る。
日本甜菜製糖がまあ赤字は覚悟のうえで
自社紙を保存する意味もかねて運営しているのもので
入場料300円払って入ると
思った通り十勝鉄道の資料や遺物もゴロゴロあって満足。
国産砂糖の75%を占める北海道産ビート(甜菜)は
基本寒冷地の作物のようであまりなじみないが
この模型を見ると確かに南十勝はこの畑ばかりである。
これ一株から60g(この瓶のうち1個分)の砂糖ができる。
在りし日の帯広工場の模型
なかなか精密で見ごたえがある。
再び国道へ戻り
今度は愛国駅へ
今日は大きく分けて3つのパートがあって
まずは十勝の鉄道遺産を回る。
かつて売店だったヨも
まだ錆錆になりながらも残っている
かつて人気だった愛国から幸福の切符の石像
愛国駅と幸福駅に挟まれた大正駅も
一応駅跡が整備されているが
ホームは後ほど作り直したものと思われる。
そして第1パートのトリは幸福駅跡
お決まりの角度で1枚。
写真ではだれも映っていないがここはかなりの人出であった。
残念ながらキハ22の中には入れない

ここから第2パート、
中札内の大規模農地の中をのんびり1周。
というところだがこの気温。
いくらカラッとしている十勝でも暑すぎ。
先ほどの甜菜畑がずっと続き
道もずっとまっすぐ
当然日陰も全くない。
小麦畑もずっと一直線な道とともに
左右には曲がらないけど
縦の緩い上り下りはそこそこある。
ただここはまっすぐ行かずに右に曲がるのであった。
道の駅中札内で2番目のパートは終わる。
ここもかなりの人出。
何故かオープンテラスの店ばかりで
日陰の席はほとんどない。
折角なの十勝名物豚丼
3つ目のパートは十勝から太平洋へ
国道を通らずに以前通ったカムイコタンへ抜けるプチ峠経由で
プチ峠を越えたら太平洋の海越しの風が入るためか
気温が急に10度近く下がった。
サイクリングには超快適な気温。
広尾線大樹駅跡。
構内踏切をはさんだ線対象のホーム配置が分かる。
北海道で多くみられたこの配置は
長い貨物列車でもタブレットの交換に便利なので
多用されたのであろうと思われる。
浦河へショートカットする野塚トンネルへの道が分かれる豊似
駅の跡はここバス停のある場所。
さして交通量の多くない涼しい国道を
快適に走って思ったより大分早く広尾に到着。
駅跡はバス待合所と交通公園になっている。
ちょっと前までは駅舎をそのまま使っていたのだが
残念ながら老朽化が激しくなり建て替えられた。
ちなみに広尾は25年ぶり(大樹までは数年前に来た)
その時は駅舎はおろかホームも保存の客車もあった。
今日の宿はここ
じゃらんで唯一取れる広尾の宿みたいだ。
部屋はこの宿唯一の洋室なのだが
クーラーなどというのはなく扇風機のみ
いつも冷潤な気候の北海道の海沿いの地では
そもそもいらないのかも。
ちょっと夕食まで時間があったので広尾の町を散策
意外に栄えていてきれいな街である。
左の和菓子屋入ってみたかったが忘れてしまった。
十勝港までも行ってみる
この港に1990年代まで東京有明からの
1万トン超のフェリーが寄港していたなんて信じられない
この宿、食事はあたりである。
結構満足できた。
標準より1品多いのが好感度を高める。
本日の走行距離 137km
獲得標高 600m

4日目へ続く
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