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23日朝8時過ぎ出発
今日も30度を超える予報であるが
この時間だとまだ少し肌寒い位。
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道がつけ変わり面影が
すっかり消えた八幡丘であるが
一部まだ旧道が残っているらしいので行ってみた
この橋を渡り左に折れ登っていくが
砂利も深いのでここまでにしておいた。
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北の国からロケでも登場したこの北扇橋
90年代の八幡丘へタイムスリップしそう
さだまさしのあの歌が
ふと出てきそうになったところで
引き返し鳥沼手前からの新道を登る。
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90年代まで細い九十九折りの砂利道を
ばんばん通る観光バスをやり過ごしながら
登った道も道がきれいな直線のぼりの舗装路になって
中間部にはハートヒルパークという
パーキングもできた。
この通り富良野から北の峰のスキー場まで
一望だが柵から真下を向くと共同墓地である。
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北の国からの放送も終わって
主要な出演者もずいぶん鬼籍に入ってしまって
すっかり静かになった麓郷の森
絶対今のほうが良いとは思うが
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十勝岳を望みながら
広々としたジャガイモ畑と麦畑の中を走る
これぞ麓郷の素晴らしいところである。
ただ坂はそれなりにある。
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麓郷から老節布へ進む。
広々とした田園風景は永遠に続く。
気温は30度を超えたが湿度は低く
日差しは強いもののカラッとしていて不快ではない。 |
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老節布から下って西達布というところで国道に出る
何故か道のわきにワム60000のだるまが
まあ倉庫に使っているのであろうが
ついペダルを止めてしまうのは性であろうか。
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国道を登って
標高476mの樹海峠を超える。
道東自動車道のおかげで昔ほど交通量は多くなく
この峠の不快指数はだいぶ下がった。
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峠を下って幾寅の道の駅でそば
北海道とは思えない暑さなのでざるそばがうまい
この辺は実はそば畑ばっかり
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この道の駅には
イトウがいる。
体長60cm位でデカい!
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そして幾寅と言えば
鉄道員の幌舞駅こと幾寅駅
現役の駅なのだが
根室本線東鹿越−新得間は
災害のため運休中。
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幾寅から落合にかけて
台風で路盤や橋が流されたりしていて
JR北海道も単独ではもう直す気がないので
地元との協議が終わればこのまま廃止になってしまうのであろう
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バス代行のお知らせポスター
この本数で足りてしまうところが
かなり悲しい元幹線の根室本線山区間
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さらに5キロほど登ると落合駅
ぱっと見は列車が今にもきそうだが
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近くの人道こ線橋から駅構内を見ると
線路はあるはずなのだが草が多い茂って
完全に廃駅の姿をしていてかなり悲しい
なんとか復旧してほしいところなのだが・・・
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落合から狩勝峠への登りになり
しばらくは直線のぼりなのだが
陽炎のかなたに人影が
幻ではなく徒歩で北海道を1周している人だった
この炎天下、狩勝峠を超えてきた。
あともう一人延々と上り坂を自転車を押している学生風の人に追いついた
見ると変速機がトップのまま動かないらしいが
ワイヤーが緩んでるだけのようなので
直してあげた。
彼は今日帯広まで行くそうなので先はまだまだ長い
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下に見える草が多い茂った広場は
根室本線の昭和40年代初頭まで使われていた
狩勝峠旧線の狩勝信号場の跡地である。
狩勝峠は石狩側はこのように緩い長い登り
十勝側は連続急こう配連続大カーブの難所
あえぎあえぎ十勝から登ってきたSLは
狩勝隧道を超えて直ぐのこの信号所で
重連の補機を切り離したのだと思われる。
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狩勝信号所跡から道は急になり
それでも大きなカーブを二つ超すと
標高644mの狩勝峠
さすがに風が涼しい
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ここは大パノラマなのだが
十勝平野はなんとなくもやっている
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峠を下って旧新内駅跡。
ここには20系寝台でしかもナロネ22も保存されている
20系の豪華1人個室ルーメットの保存はここだけ?
ちなみにこのキューロク、前照灯が点灯しているだけでなく
なんと演出として煙も出ている
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さらにどんどん下って
新得の町の入り口のD5195号機
本州では軸重バランスが悪く
集煙装置が付けられないナメクジは嫌われたのだが
北海道では集煙装置付けたカマないし
こいつも新得機関区特有の大きな重油タンク背負って
狩勝峠越え臨んでいたのであろう。
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新得を発車したばかりの特急とかち号が
現役の列車見たの久しぶりな気がする。
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新得から十勝清水まで国道を走って
今日の目的地の芽室はもう近いのだが
そう簡単には終わらない。
千年の森方面へ向かってまたゆるゆると登る
帯広の平野を見下ろすここは
一面そば畑
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十勝千年の森に着いた。まあ入場料払ってまでは入らないけど
庭園化されていなくてもこの辺の草原と森のコラボは
本当に美しい
ただ異常に暑い」!
ただ富良野と同様カラッとしているので
水をかぶると一気に冷えて
濡れた服もあっという間に乾く
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草原と畑と森の向こうには
雄大な芽室岳がそびえたつ
日勝峠からのBCスキーでも有名な山である
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そして十勝千年の森からようやく下り
森の中を道は段々に下るが
ずっと直線道路で曲がることはない
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一気に標高200mほど下って
芽室の市街地にある宿泊予定のビジホに着いた。
意外に早くまだ夕方5時。
もう少し周ってきてもよかったか?
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部屋はツインでまあ標準的な広さ
ちゃんと(当然)テレビもある。
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今回の旅行はコロナ渦もあり
キャンプはやめて
出来るだけ食事つきの洋室に泊まるようにした。
その代わりロードバイクで
荷物も2日分くらいをヤマト営業所止めで送って
ガンガン走り主体になるような装備にした。
ここの夕食はすこし品数が少なめか?
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本日の走行距離 140km