2017三陸キャンプツーリング 3日目
2017年8月30日〜9月3日

9月1日 3日目 船越-吉里吉里−越喜来−大船渡−碁石海岸−大船渡
画像はクリックで大きくなります
いよいよ9月に入った。
台風が近づいているのか
空一面分厚い雲であるが雨は降っていない。
船越を出て四十八坂海岸を走る。
名前ほど大変ではなくまあまあ快走路。
吉里吉里 そして小説の街?吉里吉里
ここも海沿いの橋は津波被害で通れない
このバス停は津波のため曲がっているのか
単なるネジが外れただけなのかは不明
大槌 そして屋上まで波にさらわれて
大勢の人が亡くなった大槌町役場前を通る
この建物は取り壊されるそうだが
屋上のアンテナは冠水しなかったそうなので
もう1回多ければかなりの人が助かった
恋峠 この小サミット、恋の峠と言う名のようだ
くねくねの国道45号、立派な建設中の高速
運休中の一番ボロイ鉄道
ただ鉄道は山田線から三陸鉄道の一部になり
子企画で復旧予定

両石から超大トンネルを避け
山田線沿いの県道を走る
緩やかな通り道でサミットはこのトンネル
トンネルは小断面のテボッチャー
雰囲気も最高だっし
車もほぼ皆無
釜石 トンネルから九十九折を下って
釜石の街へ下って行く
釜石の街は他より復興が速い感じがする。
もう爪痕はあまり感じられない。
再び国道に入り
石應禅寺釜石大観音をめがけ登っていく
ここは交通量も多くちょっと我慢のところ
観音様から下ったら国道を避け

リアス海岸をいちいち回る県道をとおる いちいちものすごいアップダウンだが
景色は素晴らしいし、変なストレスはない
吉浜というところまで
ずっとリアス海岸の県道アップダウンが
いつの間にか晴れている。
いよいよ大船渡市
吉浜からは高規格道路の仮開通もあり
国道もガラガラなので国道を通る。
越喜来 国道トンネルを抜け下ると
旧三陸町の中心地の越喜来
ここは津波の被害は甚大で
旧中心部は何もなくなっている
この景色は町ごとにずっと続くが
何度見ても慣れることはない。
三陸鉄道の三陸駅の付近は高台で
津波の被害は受けなかったようだが
駅前にはここから見た旧越喜来市街の写真が
恋し浜 有名になった恋し浜
地名は小石が多い浜と言うことで小石浜なのだが
鯔ヶ崎 今日は平日なのでホタテデッキも休みで
ホタテを買うことも食べることもできない
願い事を書いて吊してあるというこの待合室
やはりちょっと生臭い
再び坂を上り恋し浜の駅を見下ろす
恋し浜の駅も海からは大分上ったところにある。
綾里 再び下って綾里へ
ここの駅前にはこのような津波の看板が
東日本震災ではなく明治三陸津波と
昭和三陸津波のもの
この町はこのように注意喚起していたので
東日本の津波はここが最高波高だったにもかかわらず
死者はゼロだったそうだ
綾里 綾里の駅で委託の売店があったので
ちょっとお菓子などで補給
北日本水産 駅から下って綾里の海岸には 北日本水産のアワビの大規模な陸上養殖場がある
ここは津波被害は大丈夫だったのであろうか?
太平洋セメント 尾崎岬をぐるっと回りこんで下っていくと
もう大船渡は近い
道は太平洋セメントのプラントに取り囲まれる。
台風が心配であるので
今日はキャンプをやめて
大船渡プラザホテルに泊まることにした。
碁石 でも時間もあるので
折角なので予定地だった碁石海岸まで行ってみた
やはりすごい波風でキャンプしている人は皆無だった
夜はホテルや大船渡の駅からほど近い
貝だしラーメン黒船Secondへ
本日の走行距離 133km
獲得標高 1800m

4日目へ続く
1日目へ戻る