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いよいよ9月に入った。
台風が近づいているのか
空一面分厚い雲であるが雨は降っていない。
船越を出て四十八坂海岸を走る。
名前ほど大変ではなくまあまあ快走路。
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そして小説の街?吉里吉里
ここも海沿いの橋は津波被害で通れない
このバス停は津波のため曲がっているのか
単なるネジが外れただけなのかは不明
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そして屋上まで波にさらわれて
大勢の人が亡くなった大槌町役場前を通る
この建物は取り壊されるそうだが
屋上のアンテナは冠水しなかったそうなので
もう1回多ければかなりの人が助かった |
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この小サミット、恋の峠と言う名のようだ
くねくねの国道45号、立派な建設中の高速
運休中の一番ボロイ鉄道
ただ鉄道は山田線から三陸鉄道の一部になり
子企画で復旧予定
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両石から超大トンネルを避け
山田線沿いの県道を走る
緩やかな通り道でサミットはこのトンネル
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トンネルは小断面のテボッチャー
雰囲気も最高だっし
車もほぼ皆無
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トンネルから九十九折を下って
釜石の街へ下って行く
釜石の街は他より復興が速い感じがする。
もう爪痕はあまり感じられない。
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再び国道に入り
石應禅寺釜石大観音をめがけ登っていく
ここは交通量も多くちょっと我慢のところ
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観音様から下ったら国道を避け
リアス海岸をいちいち回る県道をとおる
いちいちものすごいアップダウンだが
景色は素晴らしいし、変なストレスはない
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吉浜というところまで
ずっとリアス海岸の県道アップダウンが
いつの間にか晴れている。
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いよいよ大船渡市
吉浜からは高規格道路の仮開通もあり
国道もガラガラなので国道を通る。
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国道トンネルを抜け下ると
旧三陸町の中心地の越喜来
ここは津波の被害は甚大で
旧中心部は何もなくなっている
この景色は町ごとにずっと続くが
何度見ても慣れることはない。
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三陸鉄道の三陸駅の付近は高台で
津波の被害は受けなかったようだが
駅前にはここから見た旧越喜来市街の写真が
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有名になった恋し浜
地名は小石が多い浜と言うことで小石浜なのだが
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今日は平日なのでホタテデッキも休みで
ホタテを買うことも食べることもできない
願い事を書いて吊してあるというこの待合室
やはりちょっと生臭い
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再び坂を上り恋し浜の駅を見下ろす
恋し浜の駅も海からは大分上ったところにある。
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再び下って綾里へ
ここの駅前にはこのような津波の看板が
東日本震災ではなく明治三陸津波と
昭和三陸津波のもの
この町はこのように注意喚起していたので
東日本の津波はここが最高波高だったにもかかわらず
死者はゼロだったそうだ
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綾里の駅で委託の売店があったので
ちょっとお菓子などで補給
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駅から下って綾里の海岸には
北日本水産のアワビの大規模な陸上養殖場がある
ここは津波被害は大丈夫だったのであろうか?
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尾崎岬をぐるっと回りこんで下っていくと
もう大船渡は近い
道は太平洋セメントのプラントに取り囲まれる。
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台風が心配であるので
今日はキャンプをやめて
大船渡プラザホテルに泊まることにした。
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でも時間もあるので
折角なので予定地だった碁石海岸まで行ってみた
やはりすごい波風でキャンプしている人は皆無だった
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夜はホテルや大船渡の駅からほど近い
貝だしラーメン黒船Secondへ
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本日の走行距離 133km