2025北海道ツーリング 大雪トムラウシと狩勝 7日目
2025年7月16日〜7月23日

7/22 7日目 然別湖から新得、旧根室本線狩勝峠旧線、そしてかなやま湖へ
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3連休明けの朝。相変わらずの快晴
標高800mの然別湖畔の朝でも
今年の北海道の異常高温で全然寒くない。
7時ごろ出発。昨日も温泉に行った然別湖畔へ
ATR 折角なので湖畔に消えるレールも見ていくが
早朝なので船もまだ止まっていて
イマイチ面白くはない。
湖畔から100m弱登って白樺峠。
ちょっと下って十勝平野一望の扇ヶ原展望台
ここも木が育って展望が利かなくなってきた。
下りきると火山展望地の石碑がある。
今通って下ってきた溶岩ドームである
東ヌプカウシヌプリをはじめとする然別火山群が一望。
拓殖鉄道の瓜幕駅跡地。
ここはテントを張りたくなるような芝生の奇麗な公園になっている。
陸自鹿追駐屯地では
受付をすればこの門の中にある戦車を見学できるらしい。
あまり時間もないので門番の隊員さんにモデルになってもらって
鹿追駅跡にある拓殖鉄道8620形機関車
鹿追から屈足を抜けて新得へ。
駅前はきれいになったが
火夫の像と8620形の宴室扉はどこかに行ってしまった。
駅横に新しくできた地域交流センターの
2階にある鉄道資料室に行ってみた。
旧新得機関区とそのころの街並みのジオラマがある。
建物などは簡易的な作りながら
線路配置や機関区などは良く考証されていて
こんな感じでNサイズながら迫力満点。
新得といえば蕎麦。
駅前の「創業80年」と言う古い看板がある
そば処せきぐちという店でざるそば。
太?で腰のある八割蕎麦でおいしゅうございました。
今回の目的の一つは根室本線旧狩勝峠をトンネルまで行く!
この狩勝使用のナメクジD5195号機のあるSL広場から
新内駅跡まではポッポの道という遊歩道になっている。
距離標もかなりの数が残っている。
これは根室本線始点滝川からの距離か?
昨年根室本線は新線も富良野新得間で途切れてしまった。
看板の小笹川レンガアーチはどこ?
脇に階段があって降りると
今立ってた場所がレンガアーチの上だった。
しばらく行くと25‰の勾配標。
ここから峠まで椎内駅構内を除いてずっとこの勾配のまま
まりも号脱線転覆事件の現場となったカーブの築堤と橋
10キロほど登ると新内の駅跡
9600とともに何故か20系客車が保存されている。
B寝台ナハネ20と遂に保存車両がここだけになってしまった20系A寝台車の
ナロネ21とナロネ22
ナロネ22は当時超豪華個室と言われた一人個室の
ルーメットがあってルーメットは外からでも見えるようになっている。
ベット状態の部屋
こちらは昼間のべっとを畳んだ状態。
上の写真とは向きが反対の部屋
何気にめちゃくちゃ貴重なのでクラファンとかで
塗り替えや屋根を付けたりできないか?
新内からはゴルフ場の舗装路を挟んで
多分来るまでもいけそうな荒れ気味林道となる。
途中草刈り作業中だったので定期的な整備はしているようだ。
そして有名なダブルオメガカーブ。
ここ直情の国道に大カーブ展望所というスペースがある。
ガーミンで
水色が今通ってきた軌跡
ちゃんと狩勝旧線の形している!
どんどん進んで大築堤
木々が生い茂ってわかりにくいがかなり高い。
暑くて干からびそうになったころようやく
新内トンネルに到着。
林道はトンネルの脇を迂回して反対側に抜ける。
すると日本三大車窓と言われた大展望が見えてくる。
さすがに草木が育って醜いが
ハエたたきも出てきた!
まさしく昭和30年代!
新内から8キロほど登ってようやく狩勝トンネルに到着。
トンネルは閉塞させているはずだが
中から冷気がガンガン出てくる。
標高約530mで国道の峠より100mほど低い・
目的達成で引き返すが
帰りは下りでちょっとだけ列車気分で
日本三大車窓とハエたたきの列
新内まで下らなくても途中国道へ抜ける林道がある。
そして国道に出た地点から標高差200mほど登って
国道の狩勝峠。
峠を少し下ると狩勝信号所跡の平場が見える。
こちらも林道跡をたどると行けるそうだが
それはまた次回の楽しみということで
峠を下って
昨年廃止になってしまった根室本線区間の
落合駅に寄ってみた。
そしてぽっぽやのロケ地になった幾寅駅跡
ここはずっと残るだろうが列車は二度とこない。
かなやま湖へ
ここのプチラベンダー園ちょうど満開でよい感じ
17時半かなやま湖のキャンプ場に
連休も終わって場内もゆったりとした雰囲気
ここは道路の反対側に温泉施設があって助かる。
今日はご飯を作って
このフリーズドライチキンカレーにしてみた。
これも機能のハンバーグ同様旨し!
本日の走行距離 108km
獲得標高    920m


最終目 かなやま湖から老節布、麓郷を通って美唄へ