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25日10:40、約1時間の航海で
2日前に雨の中輪行した羽幌港に到着。
羽幌のヤマトで荷物の受け取りと
着古しの服やいらなくなった300mmのレンズを
家に送ったのちセブンでお金をおろす。
島はほぼ完全な現金社会だったから急激に手持ちが少なくなった。
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焼尻島でサフォーク(サフォーク種と言う羊のラム)を
食べることができなかったのだが
羽幌町のHPを見ると町長がコロナにかかったなどの情報と
サフォークを食べれる店一覧も載っていて
1件だけ羽幌市街でもランチで食べれる店が載っているので
早速、この羽幌の駅跡のバスターミナルにほど近い
ラ・フラスカと言うイタリア料理の店に行ってみた。
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店に到着したのはまあランチ時間の11:30
HPを見てやってきた旨を伝えると
このメニューを出してくれた。
意外に安い。
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一番上の焼尻サフォークモモ肉のロースト・サラダ仕立てを注文
ライスコーヒー付きで1150円。
噂にたがわず、非常に柔らかく臭みも全くなく
大変上質なラム肉でした。
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念願のサフォークを食べたし
羽幌駅の跡も立ち寄ったし
12:00過ぎ元気出して出発!
2日目の朝、雨降ったので
予定が今日に回ってきて
これから100km以上走らねばならない。
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海沿いを北上し一昨日通った巨大オロロン鳥を過ぎる
残念ながら海のほうはガスがかかっていて
焼尻天売両島は全く見えない。
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築別駅のあった築別郵便局前を内陸方面へ折れて
田んぼの広がった広大な谷の中をどんどん走る
10キロ近く走ってやっと谷が狭くなってきたころ
羽幌炭鉱の空気感が出てきた。
羽幌炭鉱鉄道の橋梁跡
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そしてまた同鉄道の橋梁跡
橋脚がいろんな形なのは
中古品を寄せ集めたからだそうだが・・・
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太陽小学校は壊れたそうなので飛ばして
まずは羽幌炭鉱築別坑のポケット跡
思ったよりでかい。
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そして少し奥に行って
森に埋もれる廃アパート群
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ここで火力発電所や太陽小学校まで
空中撮影をする。
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三叉路まで戻って北辰中学校跡地を見つつ
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羽幌本坑へ
巨大ポケットや巨大竪坑、や煙突がうじゃうじゃ。
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竪坑への道もあるはずなのだが
季節柄藪の中で無事にたどり着けそうもないので
ここは飛び道具に任せる
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ポケットの前の広場へ
ポケットの巨大さがわかると思う。
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下を見るとぎょっとするけど
恐らくシカの足の骨
熊に食われたんだろうか?
稀に見学の人がくるまで来るくらいで
周囲はほぼ無人地帯なのでこれはこれで怖い。
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3つ目の上羽幌坑は目の前まで行ったが
完全に藪の中でこの時期はあまりよく見えないのと
時間もないのと実は橋工事の通行止めをお目こぼししてもらったのもあって
パット通過しただけで走りすぎて
ひとサミット超えて古丹別へ
ここが羽幌線の古丹別駅跡でバス停でもある場所。
ここから延々と谷をさかのぼることになる。
ただもう16時過ぎで時間はあまりない
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慰霊碑のある三渓神社
古丹別から10キロ弱
ここまでは余裕だったが |
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14キロほど走って射止橋
ベアロードと言うかわいい名前がついているが
途中ずっと店などはない。
ただ田んぼはずっと続いていて
ところどころ農家はある。
まさかあるとは思わなかったがコーラの自販も1か所だけあった。
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最後200m位砂利道を走って古丹別から18.5kmで熊嵐に到着。
もう夕方5時過ぎなのでまじで熊が出そう。
熊は300キロ台だそうなのでこんなにはでかくないと思う。
この大きさだったら家に入ったら犬小屋状態で身動きできない。
ビックリなのは大正時代の開拓農民の小屋って
北海道の山の中で厳冬期も超えるのに
この簡素なわらぶきの壁で入り口も棕櫚で覆っただけと言うのが驚き
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室内も吹きっさらしに近い土間と
6畳ほどの板葺きでも藁でもない土の床っぽい部屋
天井はなく屋根の骨組みがそのまま
これはここに登って助かった人もいたのでなんとも
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熊の爪の跡
本物かレプリカかはわからない |
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熊嵐(三毛別熊害事故)の説明と構内図
これを見ると1周広いような感じがするが |
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カメラを引くとその1周全貌が写る。
1周40秒くらいか?
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と言うことで古丹別から往復37キロ走って
熊嵐は終了!
さらに10キロくらい走って苫前へ
もう19時、苫前の温泉は改装工事で閉鎖しているとのことで
羽幌まで戻らないと温泉はない。
受付ももう終了しているので
今日は風呂なしなので水道で頭だけはシャンプーする。
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テントを張ったら夕焼けだった。
天塩の夕焼けはインチキだったけど
明日は本当に晴れそう。
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今日のキャンプ飯はもう遅いので
さっとサッポロ一番塩と
セコマで当たったスープパスタ
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そしてアルファー米のおにぎりも試してみる
お湯を線まで入れて振ってから15分
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15分して開けてみると
かたにぎりではないけどまあおにぎり風
山とかで使えそうな感じではある。
と言うことでこんな北海道最後の夜なのであった。
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焼尻のの走行距離 110km