北海道キャンプツーリング2013夏
2013年8月16〜19日

3日目
NCM_1527.jpg 朝テントを片づけ終わったところで
結構大粒な雨が降ってきたので
急遽合羽を着てから出発。
まずは標高差300m弱を登って
標高1081mの幌鹿峠へ。
もちろん今行程のチマコッピ。
NCM_1530.jpg そして糠平温泉スキー場のゲレンデを縫うように
糠平温泉までは500m以上の標高差の下り。
雨なので慎重に下る。
この下りはカッパを着ていても
ちょっと寒いくらいだ。
NCM_1532.jpg 糠平温泉で一休み。
ここにはキャンプ場やライダーハウスなどがあり
数々のライダーなどが出発準備をしていた。
NCM_1534.jpg 糠平ダムからさらにどんどん下る。
途中大学の自転車部と思わしき
荷物満載ランドナーの4,5人組とすれ違う。
一昔前はこの手の人たちを
夏の北海道のどこでも見かけたのだが
本当にバイクも自転車も減った。
NCM_1536.jpg 途中で国道を左折、ひと山越えて
道道で芽登へショートカット。

北海道の道の舗装ってどうしてこのように
3m間隔くらいに進行方向に直角に
ヒビが入るのであろうか?
振動が不快である。
まあ道自体はゆるい直線下りで
雨にもかかわらず快調に走れるのだが。

NCM_1539.jpg そして足寄へ到着。
元駅構内にあるこの木造駅舎を模した建物は
実は食堂である。
NCM_1542.jpg 十勝といえば陳腐だが豚丼
やっぱり豚丼はうまい!
NCM_1540.jpg 足寄の駅舎はこの建物。
ホールなどを兼ねた気合の建物だ!
NCM_1543.jpg 建物の中はこのように
道の駅になっているのだが
駅もちょっとイメージ的に復元している。
車両は単なる写真だけど。
足寄町にあった池北線の駅の簡単な解説もあった。
今回はこの中から二駅をたどろうと思う。
二つ目はものすごい掘り出し物という噂が!
雨も完全に上がって晴れてきたらちょっと暑い。
NCM_1545.jpg 一つ目の駅はこの「愛の泉」のある駅
NCM_1546.jpg 愛冠駅。
駅への階段わきがきれいな花で飾られているなど
地元のこの廃線への愛が感じられる?
NCM_1548.jpg ホームに出ても線路はなく
もう列車は来ません!
NCM_1552.jpg そしてさらに5キロほど先に進むと上利別駅跡。
すごい!現役そのままでもおかしくない雰囲気!
この駅舎、なんと昭和10年のものだそうだ。
NCM_1556.jpg 街はほとんどなくなってしまっているけど
北海道の典型的な地方駅の駅前通りの
区画はそのまま残っている。
NCM_1559.jpg
室内には入れないが現役そのまま
ホーム側はすでに藪が一面を覆っていて
残念ながらホームは確認できなかった。
NCM_1564.jpg
前は千鳥式対面式のホームと
線路が残っていたという話だが
レールは撤去されているようだ。
NCM_1572.jpg そしてまた道道でひと山越えて
足寄国道に向かう。
この辺りはどこも道路わきに大きな蕗が多い。
NCM_1575.jpg 螺湾から道道螺湾足寄線に入ると
数十キロも延々トウモロコシ畑が続く。
NCM_1578.jpg 螺湾の街から1時間くらいでラワン蕗圃場に到着。
ここはかつて直径2m、高さ4mの
ものもあったラワン蕗が年々矮小化するのを
防止する目的で作られた農園だそうだ。
NCM_1581.jpg 見学路を歩いてみると蕗のトンネルだ!
NCM_1587.jpg らわん蕗圃場から目的地のオンネトーはまだまだ。
雌阿寒岳と阿寒富士が見えてきた。
NCM_1588.jpg 残り5キロで道はダートになる。
NCM_1590.jpg 道は締まっていて非常に走りやすい。
午前中に雨が降ったおかげで
ほこりが立たなくってかえってよいかもしれない
NCM_1595.jpg そしてオンネトーの野営場に到着。
さすがに夏休み明けになる日なので(日曜日)
数張りのテントがあるだけでガラガラだ。
木立に間から青く輝く湖面のオンネトーが
見え隠れするステキなキャンプ場
朝方からクマゲラのキツツキの音で目が覚めることに
NCM_1599.jpg 急いでテントを張り終えたら
山の上の雌阿寒温泉へ。
オンネトー越しに雌阿寒岳と阿寒富士。
NCM_1600.jpg 入ったのは国民宿舎野中温泉の風呂
床は木だし、洗い場も何もないワイルドな風呂。
NCM_1604.jpg 砂利道の振動のためか
MSRストーブのジェネレータが緩んだのか
こんな状態になって料理が大変だった。
手もコッフェルも煤だらけ。
NCM_1605.jpg 作ったのは熊本ラーメン
レトルトの豚角煮8個入りの超贅沢仕様。

本日の走行距離 128キロ
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