2020年10月アーカイブ

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160形に続いて発売された150形(1号機関車)。

実物はイギリスバルカンファウンドリー社から輸入当時、

使用実績が芳しくなく

10年もたたないうちに転属、大改造されたのであるが

モデルは160形は明治中期くらいの時期なのに対し

この150形は輸入当初の姿。

少し発売から時間がたってしまったが最古客車も含めて

目標は桜木町の急横ギャラリーのこの編成ということで

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このキット、一部パーツに不良がある(必要な穴が貫通していない)

があり電話すると修正部品が送られてくる。

下の切り抜いたパーツが修正部品。

上のエッチング版の真ん中のパーツが不良品。

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旧横の1号機関車は少し明るめの緑色。

鉄博の保存機は真っ黒に赤のライニング。

旧交通博物館時代は英国調のグリーンだった。

前述のように使用実績があまり芳しくない150形は

錦絵などにもほとんど登場せず

(錦絵はシャープスチュアートの160形がほとんどで

あとはエイボンサイトのA3形やたまに改造前の190形が出てくるくらい)

正確な色どころか大まかな色も実ははっきりとしていない。

作例ではやはり黒以外だと緑系統が圧倒的なので

今回は緑系統で攻めることに。

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桜木町で復元された鉄道開業時の最古客車の中等車。
鉄道開業時の車両でいつも問題になるのは

カラー写真など存在しない頃なのでその色なのだが

JR東日本の最近の解釈はこの色らしい。

その筋の人々の間では桜木町色などと噂されている。

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と言うことでIORI工房の中等車のキットで

桜木町色を再現することに。

マスキングではなく車体の木枠を接着前に塗り分けることにする。

ベースはクレオスのレッドブラウン。

木枠に色だが実際にいろいろとやってみて結果

かなりの厚塗りになってしまったのだが

GMカラーの黄さび色をベースに塗って

その上からクレオスのGXクリアオレンジの塗り重ね。

窓枠とマンセルホイールは

クレオスのサンドイエローにGXクリアオレンジ。

と言うところに落ち着いた。

あまり混色させても何両も同じ色にできないのでそこは

ある程度で妥協。

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桜木町の旧横ギャラリーに保存されている

鉄道開業時の1両の110形機関車と復元された最古客車レプリカだが

鉄道開業の日(10/14)を記念して18日まで

CIALか館内の店(スタバと成城石井)で500円以上買い物して

そのレシートでそのレプリカ客車の車内が見学できるというので

早速行ってきた。

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立ち寄りがてら成城石井で500円の買い物って

意外と難しい(飲み物や軽食などの品数がないなど)のだが

なんとか500円以上かってこの入り口から客車内に入る。

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車内に入ると当然まだ新製間もないので?真新しい木の香りがする。

レプリカ客車は中等車(グリーン車)。

今の感覚とは違い中等上等車はロングシートで

下等車は狭いコンパートメントだったそうで

この車両も長ーいロングシートが。

ただ奥行きも深くクッションもふかふか。

クッションに関しては明治初頭の当時に

こんなふかふかな感じだったかは不明。

この辺は雰囲気が似ているかしわ台の

神中鉄道の木造車とは明らかに異なる。

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その1より

この後一旦ばらして塗装準備に入る。

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今回もプライマーは

いさみやのカラープライマーの黒。

吹いたあとすぐに触っても大丈夫な感じになるが

数日間、色が完全に落ち着くまで十分に乾燥。

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blogに勝手に載せてよいのかわからないが

とあるところで見た昭和初期の沼津の写真に

C51208号機が写っていた。

テンダーは燕仕様のままで給水ポンプ一変形のままでデフ付き。

おそらく昭和10年過ぎくらいと思われるが

もちろんテンダーの10000km限定表記はない。

反対側の写真はないがこの様子だとおそらく

単式コンプレッサーのままだと思われる。

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と言うことで早速ワールド工芸の208号機キットを手に入れて

定番工程のキャブからの組み立て。

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ちなみにこれもどこからか出所が今となっては不明だが

燕牽引指定機だった171号機のデフ付き。

編成から見るとおそらく燕をけん引していると思われる。

スハにはダブルルーフのようだし

丹那トンネル開通前?

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