荒川小屋のベンチ。 AyuAyuのすぐ後にFさん夫妻。 なにやら地図を見て計算している。 「聖まで行きませんか?」悪魔のお誘い。 今日兎岳の避難小屋まで行ければ何とかなりそうである。 時間を計算すると夜になってしまいそうである。 お互いの装備を確認すると、ライト3つ、電池充分。 食料、AyuAyuちょっと。Fさん大量。 もう行くしかない。 と言うことで10:40荒川小屋出発。 兎岳への長い道のりが始まった。
赤石までの登り返しは標高差で500mある。 | |
赤石岳山頂は素晴らしい景観。 ここから見る荒川三山は三山と言うより二山と言う感じ。 頂上直下の避難小屋でしばし休憩。 |
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これからの時間を計算すると やはり兎岳到着は6:30過ぎになりそうである。 避難小屋はぼろくて場所がわかり難いそうである。 果たして無事にたどり着くか? 天気は持つか?予報は夕方から崩れると言っている。
13:20 ともかく雲海に浮かんだ富士山をバックに | |
赤石からの急な砂塵の道を下ると 馬の背を経て百間平である。 航空母艦状のこの地はまさに雲上の楽園。 斜面の紅葉と平地部のハイマツの緑のコントラストが・・・ 振り返ると昨日のおばちゃん達が赤石岳から手を振っている。
写真真ん中が百間平、左端の山が兎岳である。 |
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14:20 百間平、聖と兎がよく見える。 百間平から道は急降下して、百間洞へ
15:00 百間洞山の家到着。 | |
15:40 百間洞出発。 水の重さがずしりと応え、ペースはあがらない。 そして、兎岳直下の登りで夜になった。 遙か眼下、駒ヶ根高原あたりで花火大会をやっている。 上から見る花火と言うのもいい物である。
18:20 真っ暗闇の兎岳山頂到着。 |
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10分くらい下ったところにちょっとした広場があり 右にかすかな踏み後がある。 試しにその踏み跡をたどってみると あったのだ。避難小屋が・・・。 18:40 避難小屋到着。全員ほっとした。 かなりぼろいが、何とか泊まることは出来そうである。
とりあえず、椹島のバスが13時なので |
10月9日大雨強風のち曇り
朝、3時に起きてみると、外はガスの中。 視界が効かないので、明るくなってからの出発と言うことに 小屋のあちこちから雨漏りがしていて コッフェルを置くとまるでドリフのコントである。
5:45 避難小屋出発。
7:45 人間も吹き飛ばす程の強風の中
逃げるように山頂を後にして |