暑さも吹き飛ぶ3000m峰
南アルプス縦走

平成20年8月13日〜14日

一部クリックで大きくなるよ♪


奈良田で車中泊。
広河原から北岳を見上げる。
例年より雪渓が多い。

大樺沢の水音を聞きながらの登りは、
しばし暑さも忘れる。
いよいよ登りはじめ。

雪渓の脇を登り
二股を右股に入る。
雪の上を渡る風はひんやり涼しい。

小太郎尾根に出ると、正面に仙丈岳が。
この景色で疲れが吹き飛んじゃうんだよなぁ。。

北岳肩ノ小屋を過ぎ、山頂はすぐそこ。
ここからは岩岩なのできを引き締めて!

北岳山頂〜♪
しかしあまり視界はよくなく、残念。

本日の宿泊は北岳山荘。
バイオトイレで(山小屋にしては)快適です。

朝焼けの中の富士山。
でも朝焼けがキレイな日は天気が崩れるって。。

次に目指すは間ノ岳。
富士山、北岳、奥穂に次ぐ国内4番目の山。

歩いても歩いても中々山頂につかない。
やっぱり間ノ岳はデカかった。
山頂らしくない景色だね。

左に富士山をずっと見ながら、この稜線を歩く。
次に目指すは農鳥岳。
まだまだ歩くぞー!

ガレ場を下ると、農鳥小屋が見えてきた。
でも、その先がガスっている。
一番景色がいいところがずっとガスっていて残念。

農鳥岳は何も見えず、寒いのですぐに歩き出す。
急げば今日中に奈良田につくらしいので、
大門沢小屋に泊まる予定を変更して今日中に下山。

大門沢下降点。
ここから奈良田まで一気に2000m下る。
って、あのずっと先ってことっ?!

樹林帯に入ってもひたすらの急坂。
もうヒザが大笑いしている。
ケラケラケラケラ。。

ここの下りはホントに長かった。
バカ下りとはよく言ったもので、ホントにツラい。
途中、沢沿いに歩く道では
橋らしきものはかかっているものの、
足の折れたはしごがかかっているだけで
「このガクガクのひざで
どーやって渡れっつーんじゃ?」というしろもの。
あまりにも怖いので岩を渡る。

やっとまともなつり橋が見えてきた。もうすぐ下山だ。
この後林道に出て車のある奈良田まで約一時間。
靴を履いていることすら辛く、靴を脱いで車道を歩く。
この林道がどれだけ長く感じたことか!
手前の駐車場で「歩けなそうだから、
ここで待ってれば車持ってきてあげるよ」
(ここから15分くらい先だった)
の一言が神の声に聞こえちゃった。
待っている間に日が暮れてきて、予定通りの下山。
もう途中のコンビニも歩けないくらいの疲労。
いやー、お疲れ様!


戻る