2019九州山岳キャンプツーリング 4日目
2019年9月14日〜9月17日

9月17日 4日目 阿蘇−やまなみハイウエイ−湯布院−別府
画像はクリックで大きくなります
.jpg 4日目の朝、阿蘇のこの時期の朝は結構寒い
山を下り阿蘇駅熊本地震の影響が続き
豊肥本線は立野からここまで災害運休が続いている。
コンビニに寄ってもう不要となった
キャンプ道具1式とサイドバックを自宅に送る。
400mほど登って大観峰へ。
阿蘇は山頂付近が雲なのか噴煙なのかわからない。 そして

反対側はこれから向かう九重連山がそびえる。
ミルクロードを通って外輪山を東進し
いよいよやまなみハイウエイへ。
この辺で阿蘇山は見納めになる。
今日は日差しが強く走ると少々暑い。
ハイライトの牧ノ戸峠へ上る手前
瀬の本高原で昼食
暑いので冷やし中華
いよいよ牧ノ戸峠への登り
瀬の本から標高差は500mあるが
斜度的には大したこともなく快適に登る。
昔はつづら折りの道路が下に見えていたような気がするが
気が生い茂り道路は見えなくなっていた。
ここまで登ると阿蘇が再び見えてきた。
13時前、今工程のチマコッピ、牧ノ戸峠到着。
ここまでの景色は阿蘇の外輪山の続きと言った感じだったが
ここからは九重連山の景色にガラッと変わる。
九重連山の中はあちこち温泉があって
また登山客などで結構にぎわっている。
交通量は少ないわけではないが
道幅も充分ありまさにサイクリングには最高のところ
牧ノ戸峠から1時間少々で
やまなみハイウエイ終点の水分峠
昔は峠の看板があったと思ったが
道がつけ変わっていたり、ドライブインが廃墟になっていたりで
随分殺風景な峠になってしまった。
湯布院までは一応やまなみハイウエイである
交通量の多い国道を進むと突如現れるD51
戦時型でしかもデフのない赤さびだらけの姿は
超っと逆インパクト強い
ここ岩下コレクションと言って私設の博物館みたいで
建物の中にはクラシックカーとかハーレーとかが保存されている。
もともとこのD511032号機は南延岡で廃止になった後
湯布院でSLホテル→廃業→公園で保存→荒廃
と言うお決まりの末路をたどったあと
ここに引き取られたらしい。
湯布院時代はデフもあったようだが
そして湯布院の街中を抜け
いよいよ最後の登り、由布岳の懐へ向かう。
坂のサミットは展望はないが
サミット直前のここ狭霧台からは
湯布院の街が一望できる
15:00過ぎ由布岳正面登山口が坂のサミット到着
だいたい6キロで標高差300mの登りだった。
坂をガンガン下りいよいよ別府市外に入る
折角だから地獄を一つだけ行こうということで
一歩間違えると激坂登り返しになるので
慎重に道を選びながら下っていく。
そして選んだのは血の池地獄
赤く変色した池だが
思ったより普通?もっとドロドロなのかと思った。
17:00ジャスト別府駅に到着
帰りの飛行機は夜の便で空港バスまで時間もあるので
ここ別府市の温泉施設北浜温泉テルマスへ行く。
水着で入れるスペースなどもあって
施設は充実しているのだが
客も少なく寂れていて老朽化も激しい。
周りには結構流行っている大型ホテルなどもあるのに
(結局引き湯の湯量と老朽化と赤字の三重苦で2022年閉館)
そして空港バスを別府のバス停で待つのだが
これが渋滞でなかなか来ない
だいぶ遅れてバスが来ても
別府市内は道が混んでいてノロノロ運転で
空港に着いたのは飛行機出発時刻ぎりぎり
空港で夕食と思っていたがそれもかなわずに
最後に大分空港の欠点を痛感しつつ
旅の余韻に浸る時間もなく機上の人となった

本日の走行距離 121km
獲得標高 1600m

合計走行距離 468km
総獲得標高 7790m


初日へ戻る