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4日目の朝、阿蘇のこの時期の朝は結構寒い
山を下り阿蘇駅熊本地震の影響が続き
豊肥本線は立野からここまで災害運休が続いている。
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コンビニに寄ってもう不要となった
キャンプ道具1式とサイドバックを自宅に送る。
400mほど登って大観峰へ。
阿蘇は山頂付近が雲なのか噴煙なのかわからない。
そして
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反対側はこれから向かう九重連山がそびえる。 |
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ミルクロードを通って外輪山を東進し
いよいよやまなみハイウエイへ。
この辺で阿蘇山は見納めになる。
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今日は日差しが強く走ると少々暑い。
ハイライトの牧ノ戸峠へ上る手前
瀬の本高原で昼食
暑いので冷やし中華
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いよいよ牧ノ戸峠への登り
瀬の本から標高差は500mあるが
斜度的には大したこともなく快適に登る。
昔はつづら折りの道路が下に見えていたような気がするが
気が生い茂り道路は見えなくなっていた。
ここまで登ると阿蘇が再び見えてきた。 |
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13時前、今工程のチマコッピ、牧ノ戸峠到着。
ここまでの景色は阿蘇の外輪山の続きと言った感じだったが
ここからは九重連山の景色にガラッと変わる。 |
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九重連山の中はあちこち温泉があって
また登山客などで結構にぎわっている。
交通量は少ないわけではないが
道幅も充分ありまさにサイクリングには最高のところ |
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牧ノ戸峠から1時間少々で
やまなみハイウエイ終点の水分峠
昔は峠の看板があったと思ったが
道がつけ変わっていたり、ドライブインが廃墟になっていたりで
随分殺風景な峠になってしまった。
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湯布院までは一応やまなみハイウエイである
交通量の多い国道を進むと突如現れるD51
戦時型でしかもデフのない赤さびだらけの姿は
超っと逆インパクト強い
ここ岩下コレクションと言って私設の博物館みたいで
建物の中にはクラシックカーとかハーレーとかが保存されている。
もともとこのD511032号機は南延岡で廃止になった後
湯布院でSLホテル→廃業→公園で保存→荒廃
と言うお決まりの末路をたどったあと
ここに引き取られたらしい。
湯布院時代はデフもあったようだが
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そして湯布院の街中を抜け
いよいよ最後の登り、由布岳の懐へ向かう。 |
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坂のサミットは展望はないが
サミット直前のここ狭霧台からは
湯布院の街が一望できる |
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15:00過ぎ由布岳正面登山口が坂のサミット到着
だいたい6キロで標高差300mの登りだった。
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坂をガンガン下りいよいよ別府市外に入る
折角だから地獄を一つだけ行こうということで
一歩間違えると激坂登り返しになるので
慎重に道を選びながら下っていく。 |
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そして選んだのは血の池地獄
赤く変色した池だが
思ったより普通?もっとドロドロなのかと思った。 |
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17:00ジャスト別府駅に到着 |
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帰りの飛行機は夜の便で空港バスまで時間もあるので
ここ別府市の温泉施設北浜温泉テルマスへ行く。
水着で入れるスペースなどもあって
施設は充実しているのだが
客も少なく寂れていて老朽化も激しい。
周りには結構流行っている大型ホテルなどもあるのに
(結局引き湯の湯量と老朽化と赤字の三重苦で2022年閉館) |
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そして空港バスを別府のバス停で待つのだが
これが渋滞でなかなか来ない
だいぶ遅れてバスが来ても
別府市内は道が混んでいてノロノロ運転で
空港に着いたのは飛行機出発時刻ぎりぎり
空港で夕食と思っていたがそれもかなわずに
最後に大分空港の欠点を痛感しつつ
旅の余韻に浸る時間もなく機上の人となった |