国道333号線、上川町−白滝村界の峠。 石北峠の陰に隠れて目立たない峠では有るが、 道央からオホーツク海に出る北見道路として 古い歴史を持っている。 釧路監獄所網走分監(網走監獄)の囚人を 使い多くの犠牲者を出し突貫工事で明治24年に開通。 昭和32年に石北峠が開通するまでは国道39号だった。 昭和50年に再び国道に昇格。現在に至る。 ほぼ全線JR石北本線と平行している。
あゆがここを通ったのは1995年の秋だった。 |
国道とJRは2度3度と位置を変えながら標高を稼いでいく。 中越付近で特急「オホーツク」 |
峠はパーキングと展望台が整備されているが 展望はそんなに良くない。 峠を少し下ると、遙か谷底にトンネルから出てきた 石北本線が通っているのが見える。 やがて奥白滝駅(これも2001年廃止)、 ここから左の写真のように湧別川沿いに 、上白滝、白滝、旧白滝と雄大な景色が続く。 ただし白滝駅周辺を除いて人家はまるっきりない。 |