追伸・・・なんか美深町がこの仁宇布のあたりの土地を買い取ってあって、今年になっ仁宇布から5キロくらいの区間をトロッコで走れるようになったそうである。そういえば美深市長というのはアイデアマンで美幸線末期に「日本1の赤字線に乗りに来ませんか」とキャンペーンをして一時日本1の赤字線じゃなくなったことがある。もしかしたら583系も何かに使う気では・・・。この辺の情報持っている方、AyuAyuまでご一報下さい。いずれにしろもう一度訪れてみる価値はありそうである。
この陸橋正確には何という名前なのかわからないが、斜里から国道244を標津方面へ越川を超えて数キロの所に突如現れる。陸橋のたもとにはこの橋の生い立ちを書いた看板が立っている。近くに越川温泉と言う無料の露天風呂があって、本州のライダーなどがたまに通るのだが、この橋のところで立ち止まる者は皆無である。まさに無かったことにされた遺構なのであろうか。
2000年現在、保存車両の荒廃がかなり進み、キハ22等は車体に穴があきそうである。広尾駅などキハ22の解体が最近多くなってきただけに木になるところである。客車はライダーハウスとして使われているので、屋根の張り替えなど整備は概ね良好。ただ管理をしてくれていたおばあさんが今現在相生に住んでいないそうなので、この後どうなるかは楽観視できない。
平成13年になって国道沿いに出来た「あいおい物産館」建設に伴って駅周辺も整備されキハ22等の保存車両と駅名標も綺麗に整備されたそうである。
RF紙485号より写真
しかし北海道じゅう探してもこれほどまで完全に現役時代のまま残った駅舎と言うのもあまり無い。またこの駅が好きで何度も訪れる人もいるようなので、是非キハ22をどこからか調達してきて、きれいに保存してもらいたいと思うのはAyuAyuだけであろうか。