hokuren.jpgAyuAyu北海道 

Millennium


後編

今年も自転車で北の大地を思いきり走るはずだったのに・・・


7月18日(火)雨

朝起きると、大雨である。
XJR1300のNさんとレイドのKさんは出発する気配がない。
結局、みんなでレンタカーを借りてしまい今日は温泉巡りとなった。
何処へ行こうか考えていると
ライダーハウスのボス、飯島さんが戻ってきて
「君たちやってしまったね」
結局飯島さんも急遽参加することになった。
カムイワッカの滝kamuiwakka.JPG
seseki.JPGセセキ温泉
薫別温泉kunbetsu.JPG
kawakita.JPG川北温泉

7月19日(水)曇り

飯島さんが明日になれば天気良くなるから、明日斜里岳登らないかと提案、
昨日の3人はそうすることになった。
これにて、斜里4連泊決定。飯島さんも以外と商売うまいなあ
飯島さんがリード50を貸してくれたので、今度はバイクで温泉巡りとなった。
越川温泉、コタン温泉とまわって、美幌峠の登りにさしかかったところで
リード50がついに止まってしまった。
手あげてもみんな挨拶だと思って
手を振り返すだけで止まってくれない。
XJR1300のNさんは先に行ってしまった。どうしよう!
しばらくたつと、1人ライダーが止まってくれてバイクを見てくれた。
やがてNさんもあまりにも遅いので戻ってきてくれた
一安心。
ぶおーん。エンジンかかったぞ!
止まってくれたライダーにお礼を言って別れ
一服しているとまた止まってしまい
今度は二度と動くことはなかった。
仕方なく飯島さんに連絡を入れ、斜里までXJR2けつで帰ることに。
このバイク、翌日飯島さんに車借りて拾いに行きました。はい
ちゃんと原型のまま有りましたよ!
kotan.JPG

7月20日(木)晴れ

さあ今日は斜里岳登山の日だ。
結果は登りAyuAyu2時間10分、他の3名3時間
下り 全員3時間と言ったところ。
山頂だけ雲が懸かっていて残念ながら眺望はならなかった。

shari_1.JPG shari_2.JPG shari_3.JPG

7月21日(金)雨後晴れ

とうとうクリオネを発つときがやってきた。
大雨の中、みんな日程が詰まってきて、発つしかない。
まずXJRのNさん、次はレイドのKさん、そしてAyuAyu。
さすがに飯島さんも寂しそうだった。

11:00 斜里クリオネ発
とりあえず明日の女満別からの飛行機に乗らねばならないので、 網走に向かうことにする。かなりの雨量。横風強。走りにくいが、久々の自転車なので気合いが入る。メータ読みで常に時速30kmをキープ。
11:45〜12:20 浜小清水
浜小清水を過ぎたところにある食堂の駐車場に、荷物満載の自転車が止まっているのを見つけ、ついでに食事をとることにした。自転車の主は、60過ぎの方であった。定年後3回目の北海道(自転車で)だそうだ。しばし話をしながらラーメンを食べる。
13:20〜15:20 網走駅
とりあえず駅の待合室で2時間ほど雨宿りをする。雨がやみ嘘のように青空が広がってきた。
15:30 網走呼人浦到着
ここのキャンプ場は結構好きで何回も止まっている。88NSRの関西系の兄ちゃんと話していると、今日ホタテパーティーやりますので6時半になったら集まって下さい。参加費無料です。と言う声がかかった。とりあえず後にテントを張っている刀の人と二人乗りでかんぽの温泉にいってから、ホタテパーティーに参加する。 近所の農家の方が年に一回キャンプ場に泊まっているソロのライダーやバックパッカーを集めてホタテパーティーを開いてくれているのであった。たまたま今日はその日だったわけである。 ここで例のままchari日本一周野郎と再会する。しかも「こまぐ」と言うキャンパーネームまでついてやがった。他にもここは連泊組が多く、「網走太郎」「網走史郎」 「マグナム」などのキャンパーネームを持つ人間がいた。宴会は12時近くまで続いた。AyuAyuにとっても北海道最後の夜なのであった。

本日の走行距離48.2km

7月22日(土)晴れ

memanbetsu.JPG
とうとう北海道最後の日がやってきてしまった。
AyuAyuにとって残された距離は女満別空港までの20km弱。
かみしめるようにゆっくりと走った。

2000年7月22日13:00
JAL538便は北海道の大地から離れた。
眼下に何日か前に通った美幌の
キタキツネにかまれた阿寒湖
ゆっくり流れる十勝川
やがて雲の中に夢大陸は消え去ったのである。
さらば、また来年まで・・・・・


本日の走行距離16.5km
道内走行距離(自転車で)576.8km



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